介護職が精神病む前にできる予防策と病む寸前の対処法を解説

ストレス・メンタル対策
2022/09/13

介護職はストレスが多く、「精神病むの?」と思っている方もいるのではないでしょうか?

本記事では、介護職が精神病む前にできる予防策対処法をご紹介します。

これから介護職をやりたい方、今介護職をしている方など、どちらにも役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

介護職のメンタルが病む原因は?

介護職は色々なことを考えながら仕事をしなければいけません。
そのため、ストレスを感じやすく、精神的に負担を感じることも少なくありません。

ここでは、介護職の精神が病む原因を解説していきます。

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職員同士の人間関係

介護職は異業種からの中途採用者が多く、多種多様な価値観を持った人が集まりやすい仕事です。
さらに、雇用形態も正社員だけでなく、パートや派遣といった働き方をする人も多くいます。

そのため、価値観や働き方の違いによって対立が生じやすく、職員同士の人間関係で悩む介護職の方は多くいます。

また、介護の現場は介護職だけでなく、看護師やリハビリ職、ケアマネや相談員といった色々な職種の方が一緒に働いているため、職種間の考え方の違いから衝突することもあります。

人手不足による負担

介護業界は慢性的な人手不足です。

2025年には、今よりも約32万人の介護職が必要とされていて、2040年には約69万人の介護職が不足すると予想されています。
参考元:介護人材確保に向けた取り組み(厚生労働省)

現状、多くの介護施設で人手不足になっており、以下のような負担が生じています。

  • 残業が多い
  • 希望の休みが取りにくい
  • 有給休暇が取れない
  • 休憩時間が規定よりも少ない
  • 身体介助の割合が多く腰痛などの身体的負担 など

人手不足は、心身ともに負担が大きくなる要因です。

施設の方針に対する思いの食い違い

自分自身が理想とする介護と、施設のが目指す介護方針が大きく異なると、精神的ストレスが生じます。

よくある例が、「もっとゆっくり利用者様とコミュニケーションが取りたい」と思っていても、施設の目指す介護が「効率化重視」であれば、最低限の人員で効率良く介助ができるような体制になるでしょう。

施設の方針はそう簡単には変わらないので、自分自身が価値観を変えるしかありませんが、そこには我慢が生じてしまい、大きなストレスとなるでしょう。

利用者様との関係

介護職と利用者様は、介護する側と介護される側という関係ですが、毎日のように顔を合わせることで、まるで家族のような距離感になります。

そこで、利用者様との信頼関係が築けないと、介護職も利用者様もお互いに精神的負担を抱えることになります。

また、先ほど解説した人員不足という理由から、利用者様と十分なコミュニケーションが取れずに、信頼関係を築くのが難しいという場合もあるでしょう。

待遇面の不満

待遇面の改善は、介護職にとって大きな課題です。

厚生労働省の調査によると、年々介護職の待遇(平均給与)は良くなっていますが、それでも全産業の平均よりは低いのが現状です。

参考元:令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要(厚生労働省)

また、人員不足で仕事量は増えていくにもかかわらず、待遇面はそれほど変わらないという現状も、精神的なストレスに繋がっていると言えるでしょう。

介護職が陥りやすい燃え尽き症候群(バーンアウト)

介護職は精神的に追い込まれると、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」に陥りやすいです。

ここでは、燃え尽き症候群とは何か?
また、燃え尽き症候群への対策を解説していきます。

燃え尽き症候群とは?

燃え尽き症候群とは、それまで意欲的に一生懸命働いていた人が、まるで燃え尽きたように意欲をなくして、仕事に対するやる気が消失することを指します。

症状としては、以下のようなものがあります。

  • やる気が起きない
  • 朝起きられない
  • お酒の量が増える
  • 人との関わりを避ける
  • 会社に行きたくない

などの兆候が見られます。

介護職は精神的に我慢する場面が多く、燃え尽き症候群になりやすいということを理解しておきましょう。

燃え尽き症候群の原因は?

燃え尽き症候群の原因は、一つのことに没頭して頑張りすぎてしまうことが挙げられます。

頑張ること自体は、仕事をする上で大切なことですが、自分の限界以上に頑張りすぎることは、かえって自分を苦しめてしまう場合もあります。

頑張ったのに自分が求める結果が得られない場合には、一度立ち止まり適度な休養を意識してみましょう。

燃え尽き症候群になりやすい介護職

先ほどもお伝えしたように、介護職は燃え尽き症候群になりやすいです。
では、どういった介護職が燃え尽き症候群になりやすいのでしょうか?

以下、燃え尽き症候群になりやすい介護職の特徴です。

  • 仕事に対して完璧主義な人
  • 周囲とのコミュニケーションも丁寧にしたい人
  • 長時間勤務や責任など強い負担を抱えている人
  • 周囲からの評価を正当でないと感じている人
  • オンとオフの境界がなく仕事中心の生活になっている人

介護職は利用者様の命を預かっているということもあり、仕事に対して真面目な人が多くいます。

仕事に真面目なことは良いことですが、それによって自分自身に過大なストレスがかかるのであれば、適度に頑張る意識も必要でしょう。

燃え尽き症候群にならないために必要なこと

まずは基本的な予防策として、食事と睡眠をしっかり取って十分な休養を取ることです。
燃え尽き症候群は、心身ともに過度な負担がかかることも要因となっています。

その他にも……

  • オンとオフの切り替えをしっかりする
  • 完璧主義を目指さない
  • 職員間のコミュニケーションが取りやすい体制
  • 会社からの正当な評価が受けれる環境

自分自身で変えられる部分もあれば、職場の雰囲気や決まりなど、自分ではコントロールできない部分もあります。

どうしても職場が合わなければ、転職という選択肢も視野に入れましょう。

補足として、厚生労働省が作成した「ストレスチェック」を行うことで、自分自身のストレスを把握しておくこともおすすめです。

▽ストレスチェックとは?
職場でどれほどのストレスを感じているか測定するツールで、57問の質問があり、4択から自分に合うものを選び、5分程度で自分のストレス度が測れます。

万が一燃え尽き症候群になってしまった場合は?

万が一、自分が燃え尽き症候群になった場合は、とにかく身体を休めてあげることが重要です。
職場に相談して「有休を取る」「休職する」といった具体的な方法を決めましょう。

燃え尽き症候群になりやすい人は完璧主義の傾向があり、自分は甘えているだけと感じることがあるかもしれません。
しかし、決してそうではありません。
今の自分には休むことが最優先であることを理解し、とことん自分自身を休ませてあげましょう。

仕事に関しては、心身ともに落ち着いてきてから考えれば大丈夫です。
その際は、仕事最優先ではなく、「自分の健康を第一」に考えながら適度に頑張ることを意識することが大切です。

精神が病むブラック介護施設の特徴

続いて、介護職が精神を病む原因の一つである「ブラック介護施設」の特徴をご紹介していきます。

自分が働く施設と照らし合わせながら読んでいただき、参考にしてみてください。

人間関係は大丈夫か?

介護現場でも一般企業と同様に、いじめやパワハラなどの事例があるのが現実です。
そういった人間関係のトラブルに対して、何の対策も取らない場合や、相談する窓口がないような施設は、ブラックな環境と言えるでしょう。

もしも自分の職場が、人間関係のトラブルが頻発しており、そういった問題を放置している場合は、一度上司に相談してみましょう。
それでも、上司が動かず状況の改善が見込めない場合は、無理してその施設で働く必要はないでしょう。

利用者様に対する対応は適切か?

職員同士の問題だけでなく、利用者様に対する対応は適切にできているかもチェックしましょう。

特に以下のような点がないか注意しておきましょう。

  • 利用者様に対するタメ口がないか
  • 利用者様への介助が乱雑ではないか
  • 虐待のような言動は見られていないか など

利用者様への対応が不適切な場合は、それだけ職員にストレスが溜まりやすい環境である可能性があります。

利用者様への対応は、その施設の職員が上手く働けているかの判断基準になるので、転職時の職場見学でも注意して観察してみましょう。

職場は労働基準法に違反してないか?

「7連続以上の勤務」「休日出勤の強要」「残業手当が未支給」など、労働基準法に違反している場合は、ブラック施設と言えます。

以上のような状態が慢性的に続くと、心身ともに大きな負担を強いられ、介護職が精神を病む原因となります。
法律を守るという当たり前のことが当たり前にできているか、改めて自分が働く施設を思い返してみましょう。

ブラックな介護施設に関しては、以下のケアきょうYouTubeでも解説しているので、参考にしてみてください。

▼関連動画

介護職が精神病む前にできるストレス対処法

介護職はストレスが溜まりやすい仕事です。
だからこそ、ストレスへの対処法を一人一人が知っておく必要があります。

ここでは、介護職が精神病む前にできるストレス対処法を紹介していきます。

▼関連動画

仕事に対する割り切りは必要

利用者様に介護をしているのは、あくまで仕事であることを認識しましょう。
その中で、利用者様からの暴力や暴言に関しては上司に報告し、あまり無理をしないことが大切です。

利用者様はもちろん、他の職員とも生きてきた家庭が違うので、価値観の相違があるのは当然のこと。
そこは仕事であることを認識し、もう1人の自分を演じるくらいの気持ちで割り切りましょう。

考えすぎてストレスが溜まるくらいなら、考えることを辞めるくらいの諦めも必要と言えます。

相談できる相手

家族や友人など、今の自分の悩みや愚痴を相談できる相手を作りましょう。
人は悩みや愚痴を聞いてもらうだけでも、心がスッキリします。

ただし、相談する相手は職場の人間は避けることをおすすめします。
職場内での愚痴は、他の職員にねじ曲がって伝わり、人間関係に支障をきたす可能性があるからです。
そこからさらなるストレスにつながることも考えられるでしょう。

どうしても相談できる相手がいない場合は、ケアきょうがやっている「介護職のお悩み相談室」をご利用ください。
無料で相談の専門家が、悩みを聞いたり解決法を提案してくれます。

▼ケアきょう無料相談はこちら

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適度な運動

適度な運動はストレス軽減に効果があります。
運動をすることで、セロトニンという神経伝達物質が分泌され、心が落ち着きリラックスすると言われています。

いきなり激しい運動は、かえって疲労を溜める原因にもなるので、普段運動の習慣がない人は近所を散歩するなどのウォーキングから始めるといいでしょう。
歩くだけでも程よい運動になり、散歩中は何も考えず脳内をリフレッシュさせることがおすすめです。

生活リズム

生活リズムの乱れは、ストレスを増やしてしまう原因です。
特に介護職は、早番遅番夜勤など不規則な勤務体制のため、生活リズムが乱れやすい仕事です。

生活リズムが乱れると精神的に不安定になり、些細なことでイライラしてしまいます。
勤務時間にかかわらず、同じ時間に起きたり、夜勤明けは仮眠程度にして、夜にしっかり寝るといった意識も必要でしょう。

好きなこと(趣味)

プライベートで自分の好きなことをすることは、仕事とプライベートを分けてリフレッシュするという面で効果的です。

特に好きなことがないという人は、少し興味がある程度のことでもいいので、とりあえずやってみるといいでしょう。
何かを始めることで、自分が好きなことに気付くことができますし、プライベートで好きなことが見つかれば、仕事も楽しめるようになる効果が期待できます。

現役介護職が実践しているストレス発散法とは?

では実際に現役の介護職の方々は、どういったストレス発散法を実践しているのでしょうか?

ここでは、現役介護職が実際にしている効果的なストレス発散法を紹介します。

以前ケアきょうYouTubeに出演していただいた、現役介護福祉士のきくりんさんのストレス発散法を、以下の動画で紹介しているので参考にしてみてください。

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美味しい物を食べる

介護職は体力を使う仕事のため、仕事後はお腹が空きますよね。
そんな時に美味しいものを食べると、疲れやストレスが吹き飛ぶ経験をされた方はいるのではないでしょうか?

また「次の休日はお気に入りのお店で大好きなケーキを買おう」といったことを考えながら仕事をすると楽しい気持ちになれるので、食事を一つのストレス発散法にしている介護職は多くいます。

誰かに愚痴を聞いてもらう

愚痴は言わない方がいいという意見もありますが、不満を我慢して溜め込むことで、精神的に病んでしまうくらいなら、誰かに聞いてもらって発散することをおすすめします。
ただし、職場内での愚痴は第三者に間違った解釈で伝わる可能性があるので、会社とは関係のない人に聞いてもらう方がいいでしょう。

悩みや相談事があり、たとえ解決策が出なくても、誰かに思いを聞いてもらうことで人は気持ちが楽になります。
家族や友人など、普段から気軽に相談できる相手がいるといいでしょう。

しっかり動いてしっかり休む

これは現役介護職である筆者が実践している方法です。
仕事後や休日はジムに行って思いっきり筋トレをします。
仕事もして筋トレもすることで溜まる疲労感が、夜の良質な睡眠に繋がっていると感じます。

具体的には、ジムで1時間ほど運動をしてしっかりと栄養補給をします。
夜は遅くても23時までには寝ることで、翌日はスッキリした気分で起きれます。
しっかり動くことでしっかり休むことができるので、普段から身体を動かす習慣を身に付けることをおすすめします。

もう限界!精神が病む直前に効果的な対策

これまでは、精神が病まないための予防策やストレス発散法を紹介してきました。

ここでは「もう限界!」といった精神が病む直前の状態や、鬱っぽいなと感じる際の効果的な対策を解説していきます。

職場への相談は?

まずは管理職などの上司に現在の体調について相談しましょう。
そこで、夜勤がキツいなどの精神が病む原因が分かっていれば、夜勤がないシフトにしてもらえないかなどお願いしてみるといいでしょう。

職場への相談は、管理職が現場の問題点を把握できる機会でもあるので、遠慮せず相談して職場環境の改善にも繋げていきましょう。
改めてお伝えしますが、「無理は禁物である」ことを認識しておきましょう。

有給休暇

休職すると収入が減るリスクがあるので、有給休暇がある場合は積極的に使うことをおすすめします。
20日以上残っているなら、1ヶ月ほどゆっくり休むことも検討しましょう。

職場に迷惑がかかることを心配する人もいますが、まずは自分自身の健康を最優先に考えましょう。
無理して働いて急に休むほうがよっぽど迷惑がかかるので、精神的に病んでしまう前に早めに職場に相談し、まとまった休養期間を取るといいでしょう。

病院受診の検討

精神的にどうしてもキツいと感じる場合は、心療内科や精神科を受診し、自分の体調を客観的に判断してもらうことが大切です。
放っておくと、精神面だけでなく身体的なダメージにも影響します。

医師などの専門家に相談することで、重症化を防ぐことができますし、必要であれば薬の処方をしてもらうなど、早めの対処を心がけましょう。

配置転換

会社の規模によっては難しい場合もありますが、別施設への異動が可能であれば、上司に相談してみましょう。
環境を変えることで気分転換になり、精神的に楽になる可能性があります。

ただ実際に異動する場合でも、あまり急いでするのではなく、一度有給休暇を使いまとまった休みを取るなど、まずは身体を休めてあげましょう。
その上で環境を変えることで、新たな気持ちで仕事に取り組み、リフレッシュ効果が期待できます。

転職を検討するのもあり?

今の職場環境が原因で精神的に病んでいる場合は、思いきって転職を検討しましょう。
先ほどもお伝えしたように、介護業界にはブラック施設が存在しています。

ブラックな職場環境はそう簡単には変わらず、そこで我慢して働き続けることはリスクが伴います。
このまま今の職場で働いていてもツラいだけと感じるのであれば、転職は非常に効果的と言えます。

介護職を続けるメリット

介護職は精神的にも肉体的にも楽ではない仕事で、精神が病みやすいことはたしかでしょう。
しかし、今後より社会から必要とされ、大きなやりがいを感じる仕事であることは間違いないでしょう。

ここでは、介護職をこれからも続けていくメリットを紹介していきます。
大変な面の中にある、多くの魅力を改めて知る機会にしてください。

他人から必要とされる?

介護職は多くの人から必要とされています。
実際に介護を必要とする利用者様はもちろん、そのご家族の負担軽減にも大きく貢献しています。

その理由として、現役介護職である筆者は、利用者様だけでなく多くのご家族に「ありがとう」という言葉をかけていただきました。
家族の介護が原因で仕事を辞めざる得ない人が多くいる中で、介護職の存在は日本の超高齢化社会を支える土台と言えるでしょう。

経歴は関係ない

介護業界は学歴や職歴に関係なく、資格を取れば誰でも働き始めることができます。
実際に多くの異業種からの転職者が、無資格未経験からキャリアアップをしています。

「人を助けるのが好き」「日本の高齢化問題に少しでも貢献したい」「将来性のある仕事がしたい」といった思いがあり、まずはやってみたいとすぐに働けるのが介護職の魅力の一つです。

仕事を失うリスク

介護職が仕事を失うリスクは限りなくゼロに近いでしょう。
なぜなら、介護職は慢性的な人手不足で、常に多くの求人が出ているからです。

また、日本全国どこでも介護職の募集はあり、どこにいてもすぐに仕事が見つかるというメリットがあります。
職に困ることはないという点は、介護職の大きな魅力と言えるでしょう。

自分に合った施設形態は

介護施設は色々な施設形態があり、一つの施設で上手くいかなくても、別の施設に行くと自分の長所を活かせるといったことはよくあります。

例えば、特養のような大型施設でバタバタと忙しく業務内容が合わなかった人でも、グループホームのような小規模の施設に行くと、利用者様の話をゆっくり聞くことで得意のコミュニケーション力が活きたりします。

自分に合った施設形態を選ぶことができるという点は、介護職のメリットと言えるでしょう。

自分に合った働き方は?

介護現場では色々な働き方をしてる人がいます。
正社員はもちろん、パートや派遣、子育てなどによる時短勤務の社員の方もいます。
中には夜勤の方が稼げるという理由で夜勤専従という働き方を選択したり、介護と別の仕事を掛け持ちしながらダブルワークで働く方もいます。

先ほどの施設形態と同様に、自分に合った働き方を選択できるという点は介護職の一つの魅力です。

キャリアアップの選択肢は

介護職は現場で介護をする以外にも、ケアマネージャーや管理職、相談員など、色々なキャリアの選択が可能です。
また、主婦や別の業種を経験した40代50代の方々が、無資格未経験から介護業界に転職し、管理職やケアマネージャーなどにキャリアアップする事例も多く見られます。

逆に若いうちからリーダー職などマネジメント業を経験することもでき、キャリアアップがしやすいという点は介護職の大きなメリットです。

収入面の将来性

介護職の給料は年々増加傾向にあります。
また、勤続年数が長いほど給料も高くなっており、施設形態では「特別養護老人ホーム」の平均給与が最も高いという結果が出ています。

無資格未経験からでも始めることができ、今後さらなる需要が見込まれる介護職は、収入面での改善も予想されています。
キャリアアップの将来性も含めて、介護職を続けるメリットは大きいと言えるでしょう。

▼関連動画

まとめ

今回は、「介護職は精神が病みやすいのか?」というテーマで解説してきました。

精神的にも肉体的にもハードな面がある介護職。
ただ、その中でもキャリアアップや待遇面の改善など、将来性がある仕事であることもたしかです。

そのため、長く続けるためにも、精神的に追い込まれる前に日頃からストレス発散をしたり、無理をしないような仕事への向き合い方を意識しておくことが大切です。
こちらの動画もご覧ください。

介護職として働く場合は、何よりも自分自身の健康を優先しながら無理せず適度に頑張る姿勢が、長く働き続けるための秘訣と言えるでしょう。

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