【絶対NG】メンタルの弱い介護士 4つの習慣

ストレス・メンタル対策
2022/01/24

介護業界は、精神疾患による労災申請が特に多く、ストレスが多いです。

もちろん職場環境の改善や、負荷の改善を行う必要はあります。
しかし、それはかなり時間がかかってしまいます

そこで大切なのは、しっかりと自分の防御力を高めること!

今回は、その防御力を下げてしまうような習慣と対処方法を紹介していきます。
ご自身がやっていないか?ぜひ確認してみてください!

運動をしない

まず1つ目の、メンタルを弱くする習慣は、運動をしないです。

運動によるメリットはとてもたくさんあります。
メリットとしてあるのが、ストレス解消とメンタルそのものを強くするということです。

まず、ストレス解消に関して見てみましょう。

運動をすることによって、脳の血流が良くなり、活性化に繋がります。

そしてその結果、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が増加します。

セロトニンは、気分や集中力を左右するといわれており、脳内のセロトニン量が増えると、心が落ち着いて爽やかな気分になるといわれています。

このセロトニンを出すための運動を20分行うだけで、その後12時間は“幸福感”が持続するとも言われており、ストレス解消につながることが分かります。
セロトニンを出すための運動としておすすめなのは、一定のリズムを刻む運動です。
例えばウォーキングやジョギングなどがそれにあたります。

そして、メンタルを強くする効果ですが、運動はうつ病の治療に効果的で、うつ状態になるのを防ぐ可能性があるということが、100万人以上を対象にした過去の研究から明らかになっています。

研究によると、有酸素運動をあまりしていない人は、しっかりしている人に比べて、最大75%もうつ病を患う可能性が高いとのことです。

このように、運動にはメンタルを強くする効果があり、全くしないのはもったいないです。
通勤時なども少し頑張って歩くなど、ちょっとしたところから始めるといいですね!

他人の評価をうのみにする

2つ目のメンタルを弱くする習慣は、他人の評価をうのみにするです。

人の目を気にしてしまう人は、他人からの評価を重視する傾向にあります。
これは、自己評価が低い人とも言えます。

しかし、人間はかなり勝手な基準で評価をしていることが多いです。
自分の知らない情報でも、他人から聞いただけで知った気になったりすることが皆さんにもあると思います。

そして、最初に感じた印象をもとに、そういうものなんだと決めつけてしまう傾向にあることが、ソロモン・アッシュという心理学者の研究でもわかっています。
同じ情報を得たとしても、情報を得た順番で印象が異なる結果になるそうです。
そういった、適当な他人の評価を気にする必要はありません。

この習慣を辞める方法としては、「反論」が考えられます。
こちらは、マーティン・セリグマンというアメリカの心理学者が提唱する方法です。

やり方は、目の前に起きたことに反論する、だけです。
例えば、「仕事ができないね」と言われたとしたら、心の中で「君が教えてくれないからね」と反論する、といった感じです。

一見、性格が悪いように見えますが、うのみにして心を傷つけることもなくなりますし、何よりメンタルが強くなります。

他人と比較して凹んでいる

3つ目のメンタルを弱くする習慣は、他人と比較してへこんでいるです。

皆さんは、仕事ができる同僚と自分を比較してへこんだり、自分より運動ができる人と比べて嫌な気持ちになったり、SNSを見て他人がキラキラ見えて辛くなった経験は無いですか?

他人と比較することは、とても自然な事です。
比較した結果、モチベーションにつながることは問題なく、むしろいいことです。

しかし、劣等感や、自己嫌悪につながることは自分を苦しめることになります。

ではどうすればいいのでしょうか?

方法は2つあります
1つ目の方法は、自分にとって大切なことをはっきりさせることです。
これは、アメリカのスタンフォード大学などで研究されたことで、大切なものがはっきりしている人は

  • 自信が高まり、落ち着きが生まれる
  • 自分に誇りをもつことができ、強くなれる
  • ストレスが減り、へこたれない
  • 自制心が強くなる

などのメリットがあるのです。

自分なりの軸を持つことで、強くなれるということです。

もう一つは、日々のできたことに目を向けることです。
本を読み切った、トラブルを起こさずに仕事ができた、といったものでOKです。
そういった小さな成功体験を積んでいくことで、少しずつ前向きになっていくことができるはずです。

どうにもならないことで悩む

4つ目のメンタルを弱くする習慣は、どうにもならないことで悩むです。

皆さんは、上司が口うるさくて嫌になる、失敗してしまったなど、他人や過去についてのことなど「どうあがいても変えられないこと」で悩むことはありませんか?
これは、非常にもったいないことです。

人間は悩む時間が長くなればなるほど、そのことに対しての記憶を鮮明にしてしまい、結果不安が大きくなってしまいます。

また、どうあがいても変えられないことで、原因を自分自身にしてしまうことに繋がります
これではメンタルが弱くなってしまって当然です。

それではどうすればいいのか?
アドラー心理学でいうところの「課題の分離」をしましょう。
問題を、「変えられないこと」「変えられること」に分ける方法です。

自分が変えられるのは、自分自身と未来です。

上司との人間関係に悩んでいるなら、上司が変わることを求めるのではなく、人間関係の本などを読み自分の言動を変える、どうしてもつらいなら部署・職場を変える、といったことをしていきましょう。

何か失敗してしまったことに悩んでいるのなら、「あの時こうしていれば」と悔やむのではなく、「なぜ失敗してしまったのか」と原因を解明し、どうすれば次回以降は失敗しないようにできるのかを考えるようにしましょう!

以上、「メンタルが弱い人の4つの習慣」をご紹介しました。

今回ご紹介した方法で、解決できれば幸いですが、中には人間関係などが原因で、どうあがいても無理だということもあるかと思います。
そういう時は、転職することも一つの解決手段です。
自分を責めすぎないようにしていただければと思います。

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