男性介護職はモテる?その理由と魅力を現役男性介護職が解説します!

介護職あるある
2022/08/18

最近は介護現場で働く男性も増えてきました。
女性が多く活躍する場で男性の存在は貴重です。
そのため、男性介護職はモテる傾向にあります。
中には恋愛結婚に発展するケースもあり、男性介護職は魅力的な存在と言えるでしょう。

本記事では、男性介護職がモテる理由とその魅力などをご紹介していきます。

男性介護職がモテる理由7つ

ではなぜ男性介護職はモテるのでしょうか?
男女の比率が関係しているのはもちろんですが、それ以外にも介護職ならではの人柄身だしなみにも関係しているようです。

ここでは、男性介護職がモテる理由を7つ紹介します。

介護業界の男女比率

男性介護職が増えてきたといっても、まだまだ女性職員の比率は高くなっています。

以下、介護職員の男女比率を示した表です。

正規職員 非正規職員
介護職員 男性 32.6% | 女性 67.4% 男性 14.0% | 女性 86.0%
訪問介護員 男性 23.7% | 女性 76.3% 男性 4.1% | 女性 95.9%

参考:厚生労働省「介護労働の現状」

男性が少ない職場ということで女性職員から頼りにされやすく、より輝いて見えるのでしょう。

また女性職員だけでは対応が難しい場面もあり、介護の現場において男性職員は必要と言えます。

▼ケアきょう関連動画

優しくて気が利く人が多い?

優しさはモテる条件の一つです。
介護職の男性は普段から利用者様に丁寧な介助をしているため、自然と人に優しくすることが身に付き、人柄も柔らかくなります。

また介護の現場では利用者様の体調変化や、事故につながるような環境の変化などに気付く観察力が必要です。
普段からそういった気配りをしているため、男性介護職の多くは気が利く人が多いと言えます。

愚痴や不満の聞き役に?

女性ばかりの職場だと派閥やグループができやすく、陰口を言ったり最悪の場合いじめに発展するケースも。
その中で男性介護職がいると、女性職員の愚痴などを聞いてくれる相談役として職場の調和を保ってくれます。

これは筆者の経験談ですが、女性職員から「ちょっと聞いてよ〜」と愚痴を聞かされて、その後「聞いてくれてスッキリした。ありがとう。」と感謝されることがありました。

相談事を解決するわけではありませんが、話を聞くだけで相手はスッキリした気持ちになります。
女性職員の愚痴を聞いてくれる男性介護職は頼りにされており、その結果モテるということに繋がるのかもしれません。

清潔感が好印象

清潔感は他人から好印象を持ってもらうための第一条件と言えます。
介護職は利用者様と密着する場面も多く、髪型匂い爪を短く切るなど、身だしなみに気を使う必要があります。
男性介護職の印象にも清潔感が大きく関わっています。

清潔感には以下のようなことがあります。

  • 髪型が整えられている
  • きちんと髭を剃っている
  • 口臭ケアをしている
  • 匂い管理をしている(デオドラントや汗拭きシートなど)
  • 爪を短く切っている
  • 着ている服にシワやヨレがない

など。

整った身だしなみは女性職員からも受け入れられやすく、男性介護職は頼りになり、良好な人間関係に繋がっていきます。

女性職員だけじゃなく利用者様からも?

男性介護職は、女性職員以上に利用者様からも非常によくモテます。
介護施設では職員だけでなく、利用者様も女性比率が圧倒的に高いです。

そのため、自分より若い男性スタッフに対して好印象を抱きやすく、中にはバレンタインデーで男性介護職にチョコをあげる利用者様もいます。

また移乗介助などの場面では女性職員よりも体力があるため、利用者様も安心して任せられることも非常に頼もしく見え、モテるということに繋がるかもしれません。

介護が大変な利用者様への対応

介護現場では介護抵抗や暴力などで、介助が大変な利用者様がいる場合も。
特に男性の利用者様の場合は力も強く、正直女性職員では対応が難しいこともあります。

そういった時に男性介護職がいると心強く、女性職員から尊敬の眼差しを受けるでしょう。
また女性職員では難しい介助を率先して動くことで、頼りにされてより魅力的に感じます。

リーダーとしての責任感

男性介護職の中でも、リーダーなど責任ある立場になると、より魅力的に見えるものです。
「あの人に言えばなんとかしてくれる」といった信頼が生まれ、結果的に異性としても魅力的に見えてくるものです。

また「仕事がデキる」ということも、モテる男性介護職の条件と言えます。
テキパキと仕事をこなす姿がかっこよく、頼りがいがある仲間から気になる人に変化していくことも考えられます。

▼ケアきょう関連動画

モテない男性介護職の特徴

これまで男性介護職はモテるという話をしてきましたが、すべての男性介護職がモテるというわけではありません。

続いては「こんな男性介護職はモテない」という例を紹介していきます。

イケメンよりも清潔感

先ほどのモテる条件の中に「清潔感」を挙げましたが、逆に「清潔感がない」男性はモテません。

また最低限の清潔感を保つことは、モテる以前に利用者様へのマナーと言えます。
清潔感がないと仕事に対しても不真面目な印象を与えてしまい、人間関係の構築にも影響が出る可能性があります。

極論を言ってしまえば「どんなにイケメンでも清潔感がなければモテない」と考えていいでしょう。

介助が雑になっていないか?

利用者様に対する介助が雑ということは、男性として以前に人として他人から信頼されません。
そういった人は優しさや頼りがいなどとは真逆であり、女性職員はもちろん利用者様からもモテません(信頼されないという意味)。

普段の何気ない介助や声かけは他の職員にチェックされています。
男性介護職としてモテる以前に、職員からの信頼を得るためにも丁寧な介助を心がけましょう。

ネガティブ発言をしてないか?

ネガティブな人の周りに人は集まりません。
例えば介護の場面で新しい取り組みをしたいと言っても「今の現状では無理」「そんなことできるわけない」など、マイナスな意見をいうような人は、他人の信頼を得ることは難しいです。

その結果、異性として魅力も感じず、モテる介護職という理想像からかけ離れていきます。
まずは他人の意見を受け入れ、前向きな発言を心がけると信頼関係も気づきやすくなるでしょう。

感情のコントロール

日によって態度が違う人は他人から信頼されません。
「昨日は笑顔で挨拶してくれたのに、今日は挨拶しても無視された」なんて人に誰が好感を持つでしょうか。
これは職員間だけでなく、利用者様に対しても重要なことです。

もちろん誰にでも気分が良くない日はあります。
しかし他人に気を遣わせないようにすることは、モテる以前に仕事をする上でも非常に大切です。

自分語りは嫌われる?

人は自分の話を聞いてくれる人に好感を持つ傾向にあります。
それなのに、いつも自分のことばかり話す人がいるとどうでしょう。
「また自分の話ばかりしてる」「その話、前も聞いたなぁ」なんて思うのではないでしょうか。

相手の話に耳を傾けることは、コミュニケーションを円滑にするために重要です。
そして円滑なコミュニケーションから信頼関係が生まれるものです。
利用者様にしても職員にしても、自分の話はほどほどに相手のことを聞いてあげる余裕を持つといいでしょう。

介護の現場は職場恋愛に発展しやすい?

介護の現場は職場恋愛に発展しやすいと言われています。
それはなぜなのでしょうか?

ここまで男性介護職がモテるというテーマで話を進めてきましたが、ここではさらに踏み込んで介護現場の「職場恋愛」について解説していきます。

男女ペアで仕事する場面が多い?

介護の現場では男女ペアで仕事することが多くあります。

例えば…

  • 2人対応の移乗介助や排泄介助
  • 特別浴の入浴介助
  • リネン交換

など。

移乗や排泄、入浴介助などは体の距離も近づくこともあり、それによって心の距離が縮まる可能性も。
リネン交換の場合は利用者様もいないので、作業しながらお互いの話をするなんてこともあります。

特に何度も同じペアになるうちに、気付いたら親密になっていたというパターンもあり、介護現場が恋愛に発展しやすい要因と言えるでしょう。

夜勤中に距離が急接近?

介護夜勤では男女2人きりになることもあります。
業務時間が夕方から翌朝までと長いので、その分一緒にいる時間も長くなります。
夜勤中は利用者様の状態が落ち着いていれば、余裕が生まれお互いのことをゆっくり話すこともできます。
そこではお互いの日勤で気付かなかった意外な面を知ることができ、仲良くなるきっかけが生まれます。

また、夜勤中は利用者様の転倒などで救急対応を要することも。
男性介護職の頼りになる姿を見て、好感を抱く女性職員もいるかもしれません。

同じシフトの場合は誘いやすい?

介護職は早番、遅番、夜勤と色々な勤務形態があり、それぞれのシフトを複数人で対応してるパターンがほとんどです。
その中で、気になる異性の職員と同じ勤務になれば同じ時間に退勤でき、そのあと食事に誘いやすいというメリットがあります。
帰る方向が同じであれば自分の車で送ってあげたり一緒に電車に乗るなど、退勤時は仲良くなるチャンスです。

また、他の職員と時間差で退勤するため、気になる異性と2人きりになれるチャンスでもあるので、他の人に気付かれず恋愛に発展していくケースも考えられます。

男性介護職と付き合う or 結婚するメリットとデメリット

男性介護職はモテるという事実からも、付き合ったり結婚するメリットは多くあります。

ここでは、男性介護職と恋愛に発展し付き合ったり、結婚することによるメリットとデメリットをご紹介します。

メリット①平日休み

介護職は土日祝日関係なく、シフト制で働いています。
そのため平日が休みになることもあります。
平日休みであれば、土日や祝日は混んでいるレジャー施設なども空いてる時間に行くことができます。

介護職同士であればお互いの休みを合わせて、旅行に行くことも可能です。
空いているだけでなく、繁忙期よりもお得な料金で旅行できるというメリットもあります。

メリット②介護職の需要

超高齢化社会の日本において、介護職の需要は年々増加しています。
そのため、働く場所に困ることがなく、仕事がなくなり生活できなくなるという心配はありません。

もし結婚してどちらかの実家に引っ越すことになっても、介護施設の求人は日本全国どこにでもあるので、転職先に苦労することもないでしょう。
パートナーの仕事が常にあるという安心感は、男性介護職と付き合ったり結婚するメリットと言えます。

メリット③家事や育児への協力

男性介護職は普段から利用者様の生活のサポートをしているため、家事や育児に対する抵抗が少ないです。
男性介護職が家事や育児に協力的なのは、介護という仕事内容も少なからず影響しているでしょう。

家事や育児を分担してお互い協力することは、信頼関係を保つ上でも重要です。
職場では利用者様をサポートし、プライベートではパートナーや子どもをサポートする男性介護職は、非常に心強い存在と言えるでしょう。

メリット④介護職の将来性

先ほどもお伝えしたように、介護職の需要は年々増加しています。
そして需要とともに、介護職の給与も徐々に上昇傾向です。

以前より継続されている処遇改善や、2022年の2月に実施された月給9,000円アップ施策などもあり、確実に待遇が改善されているのは事実と言えます。

男性介護職は将来性があるということは、パートナーの安心感に繋がっていくでしょう。

メリット⑤優しさはデメリットにもなる可能性が?

男性介護職がモテる理由として「優しさ」を挙げましたが、ネガティブな見方をすると優柔不断であったり決断力がないなど、マイナスに捉える方もいるでしょう。
特に男性側に引っ張ってほしいパートナーの場合は、優しさが少し物足りないと感じる場合もあります。

優しいということはとても素晴らしいですが、ときには「オレについて来い!」と言わんばかりの力強さが欲しいという女性も少なからずいるのではないでしょうか。

デメリット①勤務時間とシフト

介護の仕事は勤務時間が不規則で、夜勤の場合だと夕方から翌朝までの長時間労働です。
そのため、男性介護職と付き合ったり結婚するとなると、不規則な勤務時間に合わせたスケジュールになります。

また土日祝日が休みではないため、子供がいる場合に行事に参加しにくいというデメリットがあります。
筆者である私自身も、毎回職場と相談しながら子どもの行事にはできるだけ参加していますが、それでもすべての行事に参加するのは難しいのが実情です。

デメリット②収入面

介護職の給料は増加傾向にあるとは言え、まだまだ全産業の平均と比べると少ないと言えます。
付き合うだけなら、収入面はそこまで気になりませんが、結婚するとなると経済力は非常に重要です。

共働きで2人で協力していくつもりがあれば問題ないですが、子どもが小さい頃は専業主婦として子どものそばにいたいなどの希望がある場合は、収入面のことを真剣に考える必要があります。
ただ介護職は、職場によって収入面の差があるので、パートナーが適切な収入を得ているのかを確認してみることも必要です。

まとめ

今回は「男性介護職はなぜモテるのか?」「男性介護職と付き合ったり結婚するメリット・デメリット」などを解説してきました。

介護職だからモテるのではなく、介護という仕事を通して利用者様や他の職員と誠実に向き合い、思いやりのある行動をするからこそ信頼関係へと繋がっていきます。

モテるということは、それだけ他人から信頼されている証拠です。
今回ご紹介したモテる男性介護職の特徴などを参考に、利用者や職員から信頼される介護職を目指しましょう。

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