改善必須!仕事ができない介護職の3つの原因と対応方法3選

ストレス・メンタル対策
2022/01/14

介護職になって数年もたつと、「あれ?この人仕事できないな」と感じる人もいるかと思います。
そういった方に対してイラっとしてしまいますが、うまい対応方法を知っておくと、いらだちが減る・戦力になってくれるということもあります。

今回は、仕事が出来ない人の特徴と、その対応方法を紹介していきます。

仕事ができない人の特徴

まずは、仕事ができない人の特徴を見ていきましょう

優先順位がついていない

1つ目は、優先順位がついていないことです。

介護現場において、やらなくてはいけない仕事はたくさんあります。
しかし、いっぺんに全てを行うことはできませんし、同じ程度に大切なのかと言われるとそんなことはありません。

また、優先順位が分かっていないと、「次はどの仕事をやろうか……?」と考える時間が生じます。
つまり、仕事に取り掛かる時間が遅くなってしまうのです。

こういった人は、意外と皆さんの周りに多いのではないでしょうか?

  1. 優先順位を教える
  2. 優先順位のつけ方を教える

ということが大切です。

時間がないときは、優先順位を教えてしまって、すぐに仕事をして貰いましょう。
時間があるときや、相手が仕事に慣れてきているのでしたら、優先順位をつける方法を教えてあげましょう。
これは施設ごとに異なりますので、こういう時はこうする、という基準を施設で設置しておくことが大切です。

自己流で物事を進める

2つ目は、自己流で物事を進めることです。
優先順位もそうですが、介護の方法を自己流で行っている人はいないでしょうか?
これも、時間が遅くなる原因になりがちです。

先輩たちが作ってきた「効率的な方法」を学ばずに、仕事をすることはもったいないことです。
もちろん、先輩たちが作ってきたからと妄信することも間違っていますが、仕事の進め方にはコツがあるものです。

また、時間という意味でなくても、家族対応のコツがあったり、利用者さんのやる気を出してもらうコツがあるはずです。
仕事ができるコツを知っている人は、ぜひ周知していくと良いと思います。

プライドが高く人のせいにする

3つ目は、プライドが高く、人のせいにすることです。

プライドが高いこと自体は、メリットもあることです。
プライドを維持するために、介護のことを勉強するといったように、自分を成長させるきっかけにもなるからです。
もちろん、自分のミスを隠す・認めないということがあると困りますし、「自分は仕事ができる」と天狗になっていてはいけません。

しかし、それ以上に、人のせいにする人は仕事ができない傾向にあります。
それは、反省しないからです。

どんな人でも、ミスをしてしまうものです。
大切なのは、ミスを犯したときにどう行動するのか、です。

仕事ができる人は、

  • すぐにミスを認めて、
  • 報告し、適切に対応、
  • 次回以降ミスしないようにする仕組みを考える

といったことが出来ます。

これが出来る人と、出来ない人では差が生まれて当然です。

仕事ができない人への対処方法

では、どうやって仕事が出来な人に対処すればいいのでしょうか?

イライラしないようにする

まずは、イライラしないようにすることです。

イライラするのは、自分が相手に期待しているからです。
そもそも期待していない相手に、苛立つことはありません。

ですから

  • そもそも相手がミスをする前提で行動をする
  • 仕事ができない人の相手をすることを、スキルアップのためと考える

といったことが有効です。

ただでさえ忙しいのに、突然仕事が多くなるとイラっとしてしまうものです。
最初から、フォローする必要があるんだと心構えしておけば、イラっとすることも減りますし、フォローの必要がないときは嬉しいものです。

仕事の段取りなどを丁寧に説明する

2つ目は、仕事の段取りなどを丁寧に説明することです。
仕事ができない人は、察することや、考えることが苦手だったりして、「言わなくても分かるよなぁ」ということが通じません。

ですから、仕事を教える時に、懇切丁寧に教えていきましょう。
もちろん、仕事のやる気がそもそもないという人の対応をすることは難しいですが、やる気はあるが、仕事ができないという人にとっては非常に有効です。

また、丁寧に教える文化が出来ると、施設の教育もしっかりしたものになるので、将来的に人手が減りにくい、良い職場になることでしょう。

質問しにくい空気を作らない

最後は、質問しにくい空気を作らないことです。

介護の現場では皆さん忙しいので、質問がしにくいという相談をよく受けます。
これは、非常にもったいないことです。
やる気のある人を失うことになりますから、自分の首を絞めているようなものです。

ですから、定期的に「困ってることある?」「不安なことはないですか?」という風に声を掛けてあげましょう!
そして、質問してきた時に忙しくても、ないがしろにしないことが大切です。
怒っている人には質問したくないですからね!

今回は、仕事ができない人への対応方法をご紹介しました。
介護の仕事に慣れてきた皆さんだからこそ、出来ない人を助けることが出来ます。
ぜひ、仕事仲間を減らさない、戦力にするためにも、ちょっとの工夫をしていただけると嬉しいです!

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