実は明るい!?介護業界の将来性は?今後の介護業界の変化を見てみよう
介護業界の将来性
皆さんは、介護業界の将来性をどのように考えていますか?
漠然と「将来性がありそう」と、介護の仕事を選んだ人も多いのではないでしょうか。
今回は、介護業界の将来性は果たしてどうなのかについて、ご紹介していきます!
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ケアきょう求人・転職の無料相談介護業界を取り巻く環境の変化
まずは、介護業界を取り巻く環境の変化を見てみましょう!
大きく2つの環境変化があります。
高齢化が進む
皆さんもご存じの通り、日本は「超高齢社会」です。
これは、人口のうちの65歳以上の割合を表す「高齢化率」によって分類されるものです。
高齢化率が7%を越えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」となります。
日本の高齢化率は28.7%となっており、高齢化率では世界1位となっています。
日本以外で、超高齢社会となっているのは、イタリア・ドイツの二か国のみです。
この高齢者率は、今後も長期的に上昇すると予測されており、2060年に39.9%にもなるとされています。
これに伴い、介護が必要になる人の数も増加するといわれています。
2015年現在で、要介護認定を受けている人は、約450万人です。
2040年には、要介護者は749万人になるという推計も出ています。
その数、なんと今の1.7倍となっています!
家族が介護する時代が終わる
過去には、「老いた親を子どもが介護するのが当たりまえ」という考えが一般的でした。
しかし、近年に入り核家族化、少子高齢化、女性の社会進出という風に、ライフスタイルが変化してきました。
家族の介護が必要になったとしても、そう簡単に受け入れできないということが、今後も増えていくかと思われます。
また、2000年から介護保険サービスが開始され、民間の介護サービスも増え、世の中に浸透してきました。
こういったことから、親の介護をする時は、プロの手を借りる・最適な介護サービスを選ぶということが、一般的な世の中になってきています。
今後も、この流れは加速していくかと思われます。
このように、高齢化が進むこと、プロに任せることが当たり前になることから、介護職へのニーズはどんどんと高まっていくと考えられています。
今後の介護業界の変化
では、ニーズが高まることにより、介護業界・介護職が変化することは何かあるのでしょうか?
大きく2つの変化が、今後進んでいくのではないでしょうか?
国が徐々に処遇の改善を行っていく
特別処遇改善加算や、介護報酬改正によって、少しずつではありますが介護業界全体としての処遇は改善傾向にあります。
現状、あまり改善していることを感じられていないという声もあるかもしれませんが、データでは徐々に改善されてきています。
長い目で見れば、今後も全業界平均賃金くらいまでには、待遇が上がっていくことを期待したいです。
勿論、現在働いている人への一刻も早い待遇改善が望まれますね。
介護業務が効率化・負担が軽減していく
介護業界においては、介護業務だけでなく、事務仕事も大きな負担となっています。
しかし、徐々にその負担を少なくしようとしています。
たとえば、各種サービスの説明や同意を、紙ではなくメールなどでも良いとする方針が決まっています。
また、それ以外にも、民間企業が開発したIT・ロボット技術によって、仕事の負担がどんどん解消されていく可能性もあります。
このことから、介護の将来性は、比較的明るいと捉えていきたいところです!
「明るい未来がある。だから、介護業界は問題がない」と言うわけではありません。
勿論、様々な問題があります。
問題が解消されていけば、世の中の傾向として、将来性はあると言えるのではないでしょうか!
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