介護の現場で好かれる介護職員になるための6つの方法

キャリアアップ
2022/01/14

介護現場では、人間関係で悩む人がとても多いです。
相手がいての人間関係なので、受け身になってしまいがちですが、実は自分でも工夫できることがあります。

大切なのは、嫌われないことです。
チームで介護を行いやすくするために、今回は6つのポイントを紹介していきます!

清潔感を出す

まず1つ目の方法は、清潔感を出すです。

人間は、第一印象が非常に重要な生き物です。
心理学用語でも「初頭効果」というものがあり、第一印象でその人の印象を決定づけ、その後の行動や話していることへの受け止め方も左右してしまうそうです。

そこで大切になってくるのが、最初の清潔感です。
とても、基礎的な事ではありますが、においや服装・髪型・爪等、意外と気が回っていかないことが多いです。

また、興味がないからといっておざなりにしてしまう人も多いようです。
例えばニオイに関しては、身体を毎日洗い、香水などはつけすぎない、タバコを吸ったらスプレーをする……。
服装に関しては、あまりにヨレヨレのものは捨てる、サイズが合うものを直用する。
といったことです。

オシャレになる必要はありませんが、最低限気にしてみましょう!

自分から挨拶する

2つ目の方法は、自分から挨拶をするです。
挨拶は、して損をすることはありません。

挨拶には三つのいいことがあります。

一つ目は相手の承認欲求を満たせる
二つ目は印象の良さを与えられる
三つ目は緊張をほぐせる
です。

一つ目に関して、挨拶をするということは、相手の存在を認めていること、とも言えます。
もしあなたが、挨拶されなかったら、「無視されているのかな?」「気が付いてくれないのかな?」と感じるのではないでしょうか。
逆に、挨拶をされたら「気が付いてくれた!」と嬉しくなりますよね。

二つ目に関して、会ってすぐの印象はとても重要です。
例えば、転職したり、異動をしたときの最初の印象はとても大切です。
そこで、しっかり挨拶をしてくれたらどうでしょうか?
逆にもし新人が挨拶をして来なかったら、「挨拶もできないとは、仕事はきっと適当なんだろうな」とか考えちゃわないですか?

三つ目に関して、初対面や、あまり仲良くない人に対して挨拶をすることは会話のきっかけになります。
挨拶がないと、話しかけにくいな、と思わせることになります。

このように見ていくと、挨拶って重要だと、改めて気づくことができます。
挨拶の時の注意点は

  • はっきり話す
  • 相手の目を見る
  • 少し微笑む

さわやかな笑顔が大切です

自慢話をしない、失敗談をする

3つ目の方法は、自慢話をしない、失敗談をするです。

他人と仲良くなるためには、「自己開示」がとても大切です。
この「自己開示」も心理学用語で、「自分をさらけ出すと、相手もさらけ出そうとしてくれる」という法則があります。
同僚と距離を縮めるには、もってこいの方法です。

そこで大事なのが、自分のことを喋ればいいんだと思って、過去の武勇伝などを語ることは良くないということです。
それはただの自慢です。

自己開示は、自分の良い部分・悪い部分を出すのに対して、自慢は、自分の良い部分しか出していません。
つまり、「自己開示」は自分のあまり言いたくない恥ずかしいところも話すことです。

そこでおすすめなのが失敗談です。
もちろん、「薬の管理を間違えて」といった笑えない失敗談や、嫌そうな顔をして話すのは絶対にダメです。
ちょっと笑えるような失敗談を、卑屈にならない程度に軽くしゃべるのがいいと思います。

また、なぜ失敗談がいいかというと、ネガティブな情報の方が共感を得やすいからです。
きれいごとより、ぶっちゃけ話の方が盛り上がるのもそういった理由でしょう。

また、注意点としては、失敗談を伝えすぎると「情けない人」と思われる可能性があります。
適度にしておきましょう!

感謝をしっかりと伝える

4つ目の好かれる方法は、感謝をしっかりと伝えるです。
感謝を伝えることは、時にこっぱずかしいこともあると思います。

しかし、感謝することはとても大切です

感謝がなかったら、「この人はやってもらって当たり前と考えているな」と思われてしまいます。
また、感謝が多い職場は幸福度が高まる、コミュニケーション量が多いという研究もあります。

そういった職場にしてくれる人のことは、皆さん好きですよね。

素直で嘘をつかない

5つ目の好かれる方法は、素直で嘘をつかないです。
これは、相手の話をしっかりと聞くことができ、そして正直な人という意味です。

まず、話をしっかり聞く人は好かれます。
話を聞く、といういわゆる「傾聴」は介護職にとって重要な事ですが、職員同士だとあまり行われていなかったりします。

傾聴によって、話している人は承認欲求も満たされ、心を開いてくれる、というのは皆さんご存じかと思います。
これは、ご利用者さんだけでなく、職員間でも同様です。

忙しさに追われて、傾聴する暇があまりないかもしれませんが、休憩時間など雑談をする時に、やってみるといいかもしれません。

そして、正直であることもとても重要です。
自分のミスを認めることができ、嘘をつかない人は、仕事に対して真摯に向き合っていると捉えられるものです。

偏見で決めつけない

6つ目の好かれる方法は、偏見で決めつけないです 。
良く電話相談でお聞きするのが、肩書で相手を判断する人です。

新人だから仕事できない、介護福祉士を持っていないから駄目だ、男はやめるからだめだ

そういった言葉を言われた、という人がいますが、これはすべて偏見です。
肩書だけをみて、その人の人となりを見ていないことがあからさまにわかってしまいます。

自分も肩書で判断されているのかな?と思ったら仲良くしたいとは思わないですよね。
介護の仕事は様々な人がいますから、肩書だけで判断することはやめましょう。

介護現場は一人では切り盛りできません。
チームで働くからこそ、周囲を味方につけられるようにしているといいですね!

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