【次はどうする?】介護福祉士取得後のキャリア
介護福祉士取得後のキャリア
2021年1月31日、介護福祉士国家試験が開催されました。
受験された方は、お疲れ様でした!
合格発表までは不安かもしれませんが、前向きに過ごしていきましょう!
今回は、介護福祉士を取得した後、どんなキャリアがあるか4つの選択肢をご紹介していきます。
皆さんの今後のキャリア形成の、ご参考になれば幸いです。
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ケアきょう求人・転職の無料相談①現場のプロフェッショナル
「介護現場が好き」という、介護職の方も多いのではないでしょうか?
大変な側面はあるが、その分やりがいがあると、考えている方も多いです。
そういった方にお勧めなのが、現場のプロフェッショナルとして極めるということです。
介護福祉士は、介護現場の資格としては最高峰の資格、唯一の国家資格です。
もちろん、資格だけで「プロだ」介護業界の中で認められるということはありません。
しかし、プロになるためには、知識と経験が必要です。
そのために必要な知識を、今回習得できたと言えるかと思います。
今後も、勉強して経験を積んでいけば、「介護のプロ」と胸を張って言えるのではないでしょうか。
②介護施設と利用者の懸け橋になる相談員
相談員は、介護事業所と利用者の懸け橋と言えます。
「ソーシャルワーカー」とも言われる仕事で、施設タイプによって多少名称は異なります。
業務内容としては、ご利用者やご家族の要望を聞き、介護計画やアセスメントの書類を作成するなどがあります。
この仕事をするためには、国は下記の必要な資格を上げています。
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 社会福祉主事任用資格
しかし、自治体が最終的に要件を定めており、介護福祉士でも働ける自治体があります。
近しい仕事としては、サービス提供責任者があげられます。
訪問介護における役職ですが、同じように、ご利用者やご家族の要望を聞き、計画作成などをする役職です。
基本的には、ヘルパーと兼務することが多く、ヘルパーの指導・教育なども行っていることが多いです。
こちらは、介護福祉士を持っていれば就くことのできる役職となっています。
③ケアマネジャー
ケアマネージャーは、正式名称は介護支援専門員といい、相談業務のプロともいえる資格です。
介護福祉士を取得後、5年以上の経験を持つ
あるいは、
相談業務として、5年以上の経験を持つ
といった条件がなければ、受験することができない資格です。
仕事内容としては、下記のようなものになります。
- 利用者・家族からの相談を受け、その解決策やケアプランの作成
- 事業所・行政との連絡調整
- 定期的な利用者の状況把握
利用者と事業所・行政をつなげる懸け橋です。
相談員との違いは、
・ケアマネジャーは「介護支援専門員」という資格が必要
・仕事内容としても、利用者のケアプランを作成する
という点が、大きな違いです
④施設の管理職
最後の選択肢は、施設の管理職を目指すことです。
管理職になるには
役職なし→ユニットリーダー→フロアリーダー→介護主任→副施設長
というようなステップを踏んでいく必要があります。
事業所によって呼び名が異なりますので、ご自身の施設でイメージしてもらえると嬉しいです。
仕事は下記の通り、少しずつマネジメントから管理へと進んでいきます。
- 役職なしなら、介護業務のみ
- ユニットリーダーなら、ユニット内のスタッフ・利用者の管理
- フロアリーダーならフロア内のスタッフ・利用者の管理
- 介護主任は、研修、採用、施設長や他関係者との連携
基本的には、
・資格を持っているか?
・介護の経験がどれだけあるか?
・人柄はどうか?
といった条件をクリアすることで、出世することが出来ます。
施設によっては、このキャリアステップが分かりやすく整理されているところもあります。
役職が上がれば上がるだけ、給料も上がりますが、責任も増えるという側面もありますので、注意が必要です。
また、出世するためには、そのポストが空席になる必要もあります。
出世を強く望む人は、施設をオープンさせている法人に行くといいかもしれませんね。
介護福祉士は介護のプロの証ですが、これで終わりではありません。
さらに上を目指して頑張りましょう!
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