仲間外れじゃない?介護現場で話しかけられにくい人の特徴と話しかけ方

ストレス・メンタル対策
2022/01/09

皆さんの職場に、話しかけにくい人はいませんか?
介護業界では、人間関係が重要です。

そんな中、話しかけにくい……という人がいると、なかなかスムーズに物事は進みません。
ぜひ、そんな時の対応を知っておきたいですね。

今回は、話しかけにくい人の共通の要素。そして、どうやって対応すればいいのかを、介護職の皆さんから伺った話をもとに、ご紹介していきます。

話しかけにくい人の要素

まず最初に、話しかけにくい人の要素をご紹介していきます!

話しかけにくい……と、人間が考えてしまうのは、こちらの3つが大きく関係しています。

  • その人の見た目
  • 話し方、対応
  • 話している内容

見た目

決して、容姿が優れている、優れていないの話ではありません。

例えば、こんな例が分かりやすいと思います。

いつも無表情だったり、テンションが低い人。
休憩中にいつも、音楽を聴いたりスマホを見て、つまらなさそうにしている人。
だるそうにしている人。
怒っている人。
何やら忙しそうにしている人、などです。

具体例も、見ていきましょう。

まず、無表情な人や、テンションが低い人は、「怒っているのかも」「私のことが嫌いなのでは?」と、周囲から思われてしまいます。
人間は、表情や雰囲気を強く感じ取ることが出来る生き物です。

逆に言うと、表情などが周囲に与える影響は、とても大きいのです。
普通の表情をしているつもりでも、真顔のままだったり、しかめ面になっている人には、かなり話しかけにくいものです。

次に、休憩中に周りからのアプローチをシャットダウンするように、音楽を聴いたりスマホを見ている人を見ると、「あれ?僕らとのコミュニケーションは取りたくないのかな」「今は忙しそうだから話しかけないでおこう」と、思ってしまうものです。
そっとしておこうと思うのが自然なのではないでしょうか?

話し方、対応

見た目はそんなことないのに、一度喋ると、なかなか話しかけられなくなってしまう人は、ここが問題かもしれません。

具体例はこちらです。

  • 反応が薄い
  • 目を合わせてくれない
  • 結論だけを聞こうとする

話している内容というよりも、話し方が嫌だということです。

反応が薄い人は、何を報告しても「で?」「そうなんだ」くらいの反応しか返って来なかったりします。
忙しかったり、興味がない内容を話してしまった時は仕方がないですが、いつもこういう反応の人もいます。

そうすると、業務上の相談に限らず、プライベートの話でも、何となく話しにくくなってしまいます。

話している内容

見た目も、話し方も問題ないのですが、内容がちょっと問題ある人です。

  • いつもネガティブなことを話している
  • いつも何かに怒っている

よく有るのが、このようなパターンです。

確かに、何かに怒ったり、悩んでいたりすると、ついついネガティブなことを言ってしまいます。
人間ですから、多少は仕方がありません。

しかし、それが常時となると、話は別です。

いつも怒っている人に話しかけるとなると、自分に飛び火するのではないかと、考えてしまうものです。

話しかけにくい人への対応

では、こういった人たちに対して、どのように接すればいいのでしょうか?

無理に話しかけなくても良い

仕事上、どうしても話しかけなければいけないタイミングはあると思います。

しかし、休憩中や仕事の合間に、会話をする必要性は特にありません。

もちろん、楽しく会話ができる方が良いですが、あくまで仕事です。
必要なこと以外は話さなくていいのです。

必要なときは開き直る

必要な報告を行うことは「仕事」です。
仕事ですから、「機嫌が悪そうだから話しかけない」ということは出来ません。

むしろ、話しかけにくくしている人に問題はあります。
自分が悪いことをしていないのなら、「自分は悪くないし?」と、開き直って報告するようにしましょう。

話す内容はコンパクトにまとめておく

開き直って話しかける時、気を付けないといけないのが長く話さないことです。

怒っていそうだったり、ネガティブな人に長くかかわると、「怒りが飛び火する」「気持ちが疲れる」という副作用があります。

ですから、接している時間は短い方が良いですね。
話すべき内容をまとめておき、話し終えたらすぐに離脱するようにしましょう。

話しかけるタイミングを意識する

タイミングは、非常に重要です。
怖い相手が、何かをしているときは話しかけない方が賢明です。
「作業をしているのに、邪魔をされた」と認識されてしまうかもしれません。

タイミングとしては、何か行動を切り替えようとする時が良いです。

例えば、こんな時です。

  • 業務が終わった時
  • 休憩の直前前後
  • 誰かと話し終わったとき

このタイミングであれば、何かに集中をしているということはありません。
集中していないのに、「邪魔する」ということはありません。
なので、こんなタイミングを狙うと良いかもしれません。

今回は、職場で話しかけにくい人の共通要素と、対応を紹介しました。

精神衛生上、このような方を意識しすぎると疲れてしまいます。
なので、適度に対応するようにしましょう。

また、自分が当てはまっていないかどうか、注意することも非常に大切ですね!

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