介護職は副業してもOK?おすすめの副業と注意点を解説【現役の副業介護職が監修】

キャリアアップ
2022/12/14

2018年から政府が働き方改革の一環として、副業を積極的に推進するようになりました。
介護業界でも少しずつ副業が浸透している中で、副業に興味を持っている介護職の方もいるのではないでしょうか。

本記事では介護職の副業事情として、

  • そもそも副業してもいいのか
  • 副業する際の注意点
  • おすすめの副業
  • やめたほうがいい副業など

副業に関心がある介護職の方々の疑問を解決していきます。

介護職は副業してもOKなのか?

多くの介護職は「そもそも副業してもいいの?」という疑問を持つでしょう。

結論、副業はしても問題ありません

なぜなら法律で禁止されているわけではなく、政府も推奨しているからです。
しかし、職場の就業規則では副業を禁止している事業所が多いのが実情です。

ここでは副業に関する基本情報を解説しているので、今後副業をする際の参考にしてみてください。

まずは副業の定義を知ろう

副業とは、本業(ここでは介護職)とは別の仕事をして収入を得ることです。

ただ、明確な定義は示されていません。
なぜなら、短時間で別のバイトをしたり、個人で事業をするなど、副業の方法はさまざまだからです。

冒頭でも触れましたが、2018年に政府が副業を推進し始め「モデル就業規則(厚生労働省)」を公表したことで、多くの会社で副業推進の流れが進みました。
介護業界でも、徐々に副業を許可する事業所が増えていくことが予想されます。

正社員でも副業できる?

求人募集の内容を見ると、副業OKと明記しているものはほとんどがパートの方を対象としています。
正社員募集で副業OKとしている求人は、皆無と言ってもいいでしょう。

では正社員は副業できないのでしょうか?

この疑問に対する答えはノーです。
正社員でも副業はできます

ただし、ほとんどの就業規則には「会社の許可なく副業することを禁止する」というような内容が書かれています。
正社員の介護職で副業したいと思ってる方は、上司に相談してみるといいでしょう。

ちなみに筆者である私の場合は、正社員の介護職ですが会社の許可をもらって副業をしています。

兼業や複業とは何が違う?

副業という言葉は、兼業や複業といった表現をする場合もあります。
それぞれの言葉には意味の違いがあり、以下のような意味です。

  • 副業:本業と本業以外の違いが明確
  • 兼業:どちらが本業か決まっていない
  • 複業:本業以外の仕事を2つ以上している

介護職の方が他の収入源を持つ場合は、ほとんどがサイドビジネスである「副業」という言葉が当てはまります。
以上のことは、副業をする上で必要ありませんが、副業の豆知識程度に知っておくといいでしょう。

介護職の副業事情とは?

続いては、実際に介護職の方がどれくらい副業しているのか、どのような副業をしているかなど、ケアきょう独自のアンケートや厚生労働省のデータを元に解説していきます。

こちらの動画では、実際に副業で稼ぐ介護職についてや副業OKにしている介護経営者の話が聞けるので、ぜひ参考にしてみてください。

▼参考動画

副業をしている介護職の割合は?

実際に副業をしている介護職はどのくらいいるのでしょうか?
ケアきょうがSNS上で行った「介護職で副業してる人はいますか?」というアンケートは以下のような結果になりました。

  • はい:111票(15%)
  • いいえ:645票(85%)

「はい」と答えた方は以下のような副業をしています。

  • 同じ介護の仕事(日勤や夜勤専従)
  • 介護職員初任者研修などの講師
  • スーパーやコンビニなど
  • 飲食店のアルバイト
  • 水商売などのナイトワーク
  • 株式投資やポイ活、在宅ワークなど

また厚生労働省の調査によると、医療・福祉業界で副業をしている人の割合は9.9%で、10人に1人は副業をしていることが分かります。

参考:厚生労働省「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」

副業をする理由は?

前述の厚生労働省のデータによると、副業をする理由の上位3つは以下の通りです。

  1. 収入を増やしたいから:56.6%
  2. 1つの仕事だけでは収入が少なすぎて、生活自体ができないから:39.7%
  3. 自分で活躍できる場を広げたいから:19.8%

9割以上の方が、収入を理由に副業をしていることが分かります。
介護職は全産業の平均年収より低い傾向にあり、収入のために副業をするのは当然の結果と言えるでしょう。
その中でも「自分で活躍できる場を広げたい」という、経験やスキルアップを目指す前向きな理由も見られました。

副業の労働時間と本業の収入の関係は?

副業の労働時間と本業の収入について、以下のような結果が出ています。

副業してる人の1週間の副業の総労働時間
5時間未満 23.0%
5時間以上10時間未満 24.3%
10時間以上20時間未満 25.6%
20時間以上30時間未満 10.4%
30時間以上40時間未満 4.9%

少しでも収入を増やしたいという理由から、20時間未満の比較的短い時間で副業する方が多くなっています。

副業してる人の本業の収入
5万円未満 5万円未満
5万円以上10万円未満 13.5%
10万円以上20万円未満 12.2%
20万円以上30万円未満 8.5%
30万円以上40万円未満 7.2%

20万以下では十分な収入と感じてない可能性があり、本業収入20万円未満の場合、副業をする人が多い傾向にあります。

副業をしている介護職の不安は?

副業をしている人の56.6%が、仕事に対する強い不安や悩み、ストレスがあると答えています。
具体的には以下のようなことに対してです。

  • 収入が低いこと
  • 仕事の質や量
  • セクハラやパワハラなどの対人関係
  • 雇用の安定性や会社の将来性
  • 健康上の問題など

多くの人は収入が低いという理由で副業したくても、無理をして体調を崩したり、働く場所が増えることによる人間関係の構築など、色々な不安があることが今回のデータからも読み取れます。

睡眠時間は取れている?

副業を始めると、どうしても時間が必要になり、睡眠時間を削るということは少なくありません。
しかし、睡眠時間を削ることは健康を損なうだけでなく、本業のパフォーマンスにも大きく影響します。

睡眠不足は、お酒を飲んで酔っ払った状態に寝てると言われています。
そのため、思考力や判断力が低下し、本業はもちろん副業のパフォーマンスも大きく低下する要因になります。

副業をする場合でも、睡眠時間はしっかりと確保できるようなスケジュール管理が重要と言えるでしょう。

参考:サントリーウェルネス「寝不足に潜む危険なリスク!パターン別解消方法と睡眠リズムの整え方」

介護職が副業する際の注意点とポイントを解説

介護職が副業をする場合、気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。

ここでは、実際に介護職をしながら副業をしている筆者の経験も踏まえながら、介護職が副業する際に注意するべきポイントを解説していきます。
副業に興味ある介護職の方々は、ぜひ参考にしてみてください。

職場の就業規則を確認

職場の就業規則は必ず確認しておきましょう。
ポイントは以下のような文面があるかどうかに注目してください。

  • 会社の許可なく兼業することを禁止する
  • 他の会社に雇用されることを禁止する
  • 他の会社の役員になることを禁止する

などです。

会社も完全に副業を禁止することはできないため、許可制にしたり同業種など副業の種類を限定して禁してる場合が多いです。
就業規則を確認した上で、副業について一度上司に相談してみるのもありでしょう。

労働基準法を理解する

労働基準法では、以下のように定められています。

  • 会社は原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけない。
  • 会社は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけない。
  • 会社は少なくとも、毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければいけない。

参考:厚生労働省「労働基準法」

ただ、以下の場合は労働基準法が適用されません。
フリーランスや個人で事業をする場合は、労働基準法は適用外です。
その場合は、労働者からの申告等により就業時間を把握することで、就業時間が長時間にならないよう配慮することが望ましいとされています。

参考:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」

副業先の求人情報をチェック

介護職とは別の会社で働く場合は、副業先の求人情報をあらかじめチェックしましょう。
具体的には以下のようなことです。

  • WワークはOKか
  • 就業時間や最低勤務日数など
  • その他自分の希望条件に合っているか

WワークOK」と記載が合っても、本業ですでに1日8時間働いてる場合は、雇用が難しいと断られることもあります。
詳しい内容は、求人を出している企業に直接電話で問い合わせてみましょう。

副業してることをむやみに話さない

会社に内緒で副業してる場合はもちろん口外禁止ですが、会社に許可をもらっている場合でも、同僚などに話すのは控えましょう
理由は、副業をしていることに対する嫉妬心や、小さなミスでも副業を理由に責められる可能性があるからです。

副業が原因で、本業の介護職を適当にするのはあってはならないことですが、副業による疲労や精神的負担が本業のパフォーマンスを下げることは少なからずあります。
副業してることを無理に隠す必要はありませんが、あえて自分から公言するのはやめたほうがいいでしょう。

時間管理と体調管理はセット

副業をする際は「時間管理」と「体調管理」が非常に重要です。
なぜなら、適切な時間管理は体調を健康に保つために必要だからです。

現役介護職である筆者は、今では副業歴15年になり時間と体調の管理を適切にできるようになりましたが、副業を始めた当初は何も考えていませんでした。
そのため、体調がすぐれないことが多くありました。
休日も何もやる気が起きない中で、家でゴロゴロ過ごし、時間を無駄にしていました。

副業をする際は無理に詰め込みすぎず、自分の時間も確保しながら心身の体調管理にも努めることが重要と言えます。

確定申告と住民税の徴収について

副業をしている場合は、確定申告が必要です。
基本的に、本業以外に年間20万円以上の収入がある場合に、確定申告の必要があることを知っておきましょう。

もしも確定申告が必要にも関わらずしていない場合は、税務署から申告漏れを指摘され、延滞税を支払わなければいけなくなるので注意しましょう。

また、確定申告をする際に「住民税の徴収方法」を記入する箇所があります。
会社から副業を許可されている場合は、給与から天引きされる「特別徴収」を選んで問題ありません。

しかし、会社に副業を内緒にしていてバレたくない場合は、自分で納付する「普通徴収」を選択しましょう。

副業を理由に本業で手を抜くのは論外

本業あってこその副業であることを忘れないようにしましょう。
逆に、本業を理由に副業で手を抜くのもあってはいけません。

副業が個人事業などマイペースにできるものであれば、手を抜いてもいいかもしれません。
それでも、そこにはサービスを利用する顧客がいることを考えると、手を抜かないほうが無難です。

一番あってはいけないのが、副業が原因で遅刻したり、自分は副業もしてるから大変なんだという気持ちを表に出すことです。
会社や同僚からすれば、あなたが副業してることは関係ないので、本業も副業も責任ある仕事をしていきましょう。

介護職が副業をするメリットは?

前述のアンケートからも分かるように、介護職多くは「収入を増やしたい」という理由で副業をしています。
ただ、副業には収入以外にもさまざまなメリットをもたらしてくれます。

ここでは、介護職をしながら副業をしている、筆者が感じたメリットをご紹介します。

収入源の分散につながる?

副業をすることで、本業である介護職以外の収入源ができるのは大きなメリットと言えます。
これは収入に対するリスクヘッジとなり、もし介護職ができない状態になっても収入がゼロになることを予防する効果もあります。

また、副業を複数することでリスクヘッジの効果は大きくなり、精神的な安定にもつながります。
副業によって収入を増やすことは、将来への不安を軽減する効果もあると言えるでしょう。

一生もののスキルが身につく?

副業は介護職では手に入らないスキルが身に付きます。
中でも以下のようなことは、生涯役に立つスキルと言えます。

  • プログラミングなどのPCスキル
  • ライターやブログなどのライティングスキル
  • YouTubeやコンテンツ制作などの動画編集スキル

などのスキルは、パソコン1台で収入を得ることができます。

将来介護職のような肉体労働が難しくなった場合でも、以上のようなスキルがあれば年齢関係なく貴重な収入源となり得ます。
副業によって一生使えるスキルを身に付けることは、将来への自己投資というベネフィットにつながるでしょう。

新しい出会いがある?

副業は新たな出会いをもたらします。
筆者の場合は、フィットネストレーナーの副業をしてた際には、同じ筋トレやダイエットを趣味としてる仲間とつながれました。

その他、ブログやライターの副業では、同じ介護職で副業してる方と仲良くなれたり、さまざまな介護系の企業さんと関わる機会が増え、あらためて介護という仕事を考え直すきっかけにもなりました。
副業によって起きた新しい人との出会いは、価値観の広がりや新たな活動へのきっかけなど、人生に大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。

介護職が副業をするデメリットは?

副業はメリットだけでなく、デメリットももちろんあります。
副業をする上では、良い部分だけでなく、大変さや苦しさなどマイナスな部分も知っておくほうがいいでしょう。

これから副業をしたい介護職の方々の参考になるよう、筆者の経験を踏まえながら解説していきます。

体調管理が大変?

副業をすれば、必然的に働く時間は増えます。
当然ですが、その分体力的な負担は多くなります
本業の介護職で疲れ切ってしまう人や、精神的余裕がない場合は副業はおすすめしません。

肉体労働とともに、感情労働とも言われる介護職はハードな仕事です。
その上副業もするとなると、体調を崩しやすくなります。
とりあえず副業を始めて慣れていくという方法もありますが、まずは本業である介護職に余裕が出てきたら副業に挑戦してもいいでしょう。

スケジュール調整が難しい?

介護職はシフト制で不規則勤務です。
他の会社に雇われる形の副業であれば、スケジュール調整は非常に難しくなります

筆者が副業バイトをしていた時期は、シフト調整に苦労しました。
なぜなら、介護職の翌月のシフトは月末25日頃に確定するので、副業先のシフトはそれ以降でないと提出できないからです。

当時は、副業先の管理者にあらかじめ理解を得ていましたが、実際は上手くいかないことも多いでしょう。
もし他の会社に雇われるような副業をする場合は、働く前にシフト調整について相談するのが無難と言えます。

他人の評価が厳しくなる?

副業をしていることで、本業の介護職の評価は他の人より厳しくなると考えたほうがいいでしょう。
なぜなら、本業での遅刻や体調不良、小さなミスをした場合「副業してるからでしょ」という目で見られるからです。

だからこそ、副業をする場合は、本業も今まで以上に頑張るという気持ちが非常に重要です。
前述でもお伝えしましたが「副業してるから本業は適当でいいや」という考え方は持つべきではないでしょう。

介護職におすすめの副業5選

ここからは、介護職の方々におすすめの副業を紹介していきます。
ケアきょうのYouTubeでも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▼参考動画

家事代行サービス

家事代行サービスは、一般家庭の家に伺い、料理や掃除をします。
介護でいえば、訪問介護の生活援助に近いような内容なので、介護職でもスムーズに仕事を覚えることができるでしょう。

参考までに、東京都の家事代行サービスの求人を見ると、時給は1,200円以上で高いところだと2,500円の求人もありました。
コンビニなどでアルバイトするよりも時給が高く、短時間で効率良く稼げる点は魅力的ですね。

同じ介護業界で働く(日勤業務)

日勤帯に、同じ介護業界で働くという選択肢もあります。
具体的には、以下のような仕事内容です。

  • 別の介護施設で働く
  • 訪問ヘルパーに登録
  • 初任者研修などの講師

介護の仕事が好きという人にはおすすめの働き方で、パートとして介護職をしている人が多い傾向です。
また他の施設の介護を経験することで、介護スキルの幅が広がる点もメリットと言えます。

在宅ワーク

在宅ワークとは以下のような仕事です。

  • Webライター
  • ブログ
  • 動画編集
  • プログラミング

など、パソコンがあれば時間や場所を選ばずできる点が魅力です。
筆者もWebライターとブログを軸に、介護職以外の収入源を増やしました。

ただ、以上のような仕事には最低限のスキルが必要であったり、稼ぐまでに時間がかかるというデメリットがあることも知っておきましょう。

他の業種のバイト

介護ではない他の業種のバイトをするという選択もあります。
例えば以下のような仕事です。

  • スーパーのレジ
  • 飲食店の接客業務
  • お弁当屋の調理作業

など。

以上のような仕事を選ぶ理由としては「介護以外の仕事で気分転換をしたい」などの理由があります。
筆者は10年ほど飲食店でキッチンスタッフをしていたり、自分が好きなフィットネストレーナーをすることで、気分転換をしながら副収入を得ていました。

介護派遣(夜勤専従)

最後に紹介するのは、介護派遣の夜勤専従です。

休日やその前日に夜勤をして、効率良く稼ごうとする人が多い傾向です。
給料が良い施設では、1回の夜勤で3万円以上の収入を得ることも可能です。

筆者も短い期間ですが、介護職をしながら週に1日夜勤専従のアルバイトをしていました。
場所は都内ではありませんでしたが、夜勤1回で2万7千円と高単価の案件でした。

短期間で一気に稼ぎたい人には、介護の夜勤専従はおすすめです。

介護職がしないほうがいい副業4つ

次は逆に、介護職がしないほうがいい副業を紹介します。
最近は、スマホで簡単1日5分で月収50万などの詐欺まがいの副業案内も多いので、今すぐ簡単に誰でも稼げる副業はないということを知っておきましょう。

▼参考動画

①バイナリーオプション

バイナリーオプションとは外国の為替や、株価の指数を予想する金融取引のことです。
開始時間から判定時間までで、価格が上がるか下がるかを予想し、ハズレれば購入金額は没収され、当たれば計算に応じて儲かるシステムです。

簡単に始められる反面、ギャンブルのような性質もあり、初心者がやると9割以上は負けてしまうのでおすすめしません。

同じ金融取引であれば投資信託や株式投資など、長期的な運用で徐々に資産を増やす選択をして、リスクを抑えるという方法もあります。

②自動売買ツールによるFX

FXは簡単にいうと、外国為替取引のことです。
例えば、1ドルを100円で購入し、110円で売却すると10円の利益が出ます。
FXは、この差額によって利益を狙う投資のことです。

事前に勉強し、十分な知識を持って行うのであれば問題ありませんが、初心者がいきなり自動売買ツールを利用することはおすすめしません。

FXもバイナリーオプション同様に、初心者がいきなり稼げるような副業ではないので、手を出さないほうが無難でしょう。

③ネットワークビジネス

ネットワークビジネスとは、何かしらのサービスの会員が新たに会員を増やすことで利益を得るビジネスのことです。
自分が紹介した人が、他の人を紹介することで利益を得ることができ、理論的には働かなくても自動で収入を得られるシステムになっています。

しかし、自分でサービスを購入するというリスクや、すぐに紹介者が見つからず時間もかかるというデメリットがあります。

中には一時的に成功している人もいますが、それはごく稀です。
以上のことを踏まえると避けたほうがいい副業と言えるでしょう。

④情報商材の購入

今は多くの情報商材がネット上に存在します。
例えば「これを読めば、月に10万円の副収入を得ることができる!」といったものです。

しかし、基本的には情報商材を購入するだけで稼げるようになるといった甘い話はなく、中には詐欺まがいのような商品が高額で売られている場合もあります。
本と同じように、知識を深める目的で購入するならいいですが、すぐに稼げるようになるといった期待を持つと失敗するでしょう。

まとめ

今回は介護職の副業事情について解説してきました。

多くの介護職の方々は、収入を増やしたいという理由で副業を始めるでしょう。
しかし、収入ばかりに囚われてしまうと、記事内でも紹介したおすすめしない副業に時間を費やしてしまい、逆に損をしてしまう可能性もあります。

「自分は何が好きなのか」「介護以外にもやりたいことはあるのか」「身につけたいスキルは何か」など、収入以外のプラスアルファを考えると、自分に合った副業を見つけるきっかけになるので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ役立ち情報

役立ち情報一覧に戻る

ピックアップ