2025年冬ボーナス調査:介護職の理想と現実。4割以上が「とても不満」と答えたその理由は?

介護職仕事紹介
2026/01/15

2025年の年末から2026年の年明けにかけて、ケアきょうでは「冬のボーナスに関するアンケート」を実施しました。
物価高騰が続く中、現場を支える介護職の皆さんはいくら受け取り、どう感じたのでしょうか。
85名のリアルな回答をお届けします。

Q1.冬のボーナスの支給額は?

「20〜50万円」が最多

まずは支給額の結果です。

回答 割合
1〜20万円 40%
20〜50万円 46%
50万円以上 8%
なし 6%

ボリュームゾーンは「20〜50万円(46%)」となりましたが、「1〜20万円(40%)」という方もほぼ同等の割合で存在しています。
中には「なし」という回答もあり、事業所の規模や経営状況によって大きな格差がある実態が見えてきました。

Q2.今年のボーナス、満足してる?

6割が「不満」

支給額に対する満足度を聞いたところ、厳しい結果となりました。

回答 割合
とても満足している 9%
やや満足している 28%
やや不満だ 16%
とても不満だ 44%
わからない 2%

とても不満だ」「やや不満だ」を合わせると、ちょうど60%の方が現状のボーナスに納得できていないことがわかります。
特に「とても不満」が4割を超えており、労働の過酷さと報酬のバランスに限界を感じている様子が伺えます。

Q3.いくらもらえると嬉しい?

理想は「50万円以上」

いくらもらえると嬉しいか」という質問に対しては、希望がはっきりと分かれました。

回答 割合
10万円 6%
20万円 11%
30万円 22%
40万円 20%
50万円以上 41%

最も多かったのは「50万円以上(41%)」。
自由記述でも「他業種とかけ離れすぎている」「サービス業の友人は110万だった」といった声があり、他業界と比較して「もっと評価されるべき」という思いが強まっているようです。

Q4.ボーナスへの本音……

「処遇改善手当がボーナス代わり?」

自由記述には、数字だけでは見えてこない現場の複雑な心境が寄せられました。

処遇改善手当に関する指摘

ボーナスと言っても全部処遇改善手当。会社から出たお金は5万円だけ
うちの施設はボーナスと言う名の処遇改善費。ボーナスの欄は15,000円でした
国からの支給分(処遇改善)はあるはずなのに、もらった実感がない

「出るだけマシ」という諦めと感謝の混在

寸志程度だが、物価高のご時世、出るだけ良しと考えている
これがなければ、本当にただの奉仕活動になってしまう
右から左に(生活費の補填で)消えていかない額のボーナスが欲しい

評価と配分への不満

一生懸命働いている人が10万円以下、仕事をしていない人が10万円以上。正社員とパートの差が激しすぎる
職員が減って利用者が増えたのに、ボーナスが減らされて悔しい。数字で報われないのが悲しい
26日支給だった。せめてクリスマス前に欲しかった

ボーナスは「明日への活力」か「離職の引き金」か

今回の調査では、「ボーナスがあるからこそ、低めの月給を補い、なんとかモチベーションを保っている」という切実な声が目立ちました。
その一方で、支給額やその内訳(処遇改善手当への依存)に納得がいかず、離職を検討するきっかけになっているケースも見受けられます。

50万円以上は欲しい」という願いは、決して贅沢な望みではなく、「これだけ過酷な仕事をしているのだから、相応の対価が欲しい」という、プロとしての誇りと生活への不安が入り混じった切実な叫びと言えるのではないでしょうか。

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