【気を付けて】なぜか嫌われる上司のNG行動
嫌われる上司のNG行動
介護の仕事は、チームワークが重要です。
上司はそのチームをまとめる役目があり、大変な仕事ですが、現場の方からは困った上司がいるとの声が良く聞かれます。
今回は、なぜ嫌われる上司が生まれてしまうのか?相談を受ける中でよく出てきた「嫌われる上司のNG行動」をお伝えします。
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ケアきょう求人・転職の無料相談嫌われる上司が生まれる理由
なぜ、嫌われる上司が生まれてしまうのか?
上司になる人は、基本的には信頼を得て、上司になるはずです。それにも関わらず、どうして嫌われる上司になってしまうのでしょうか?
これには、いくつか理由が考えられますが、二つ紹介してみます。
一つ目は、以前いた上司に似てしまったためです。
これは、上司の上司が嫌な人だったというパターンです。
今いる上司も、以前は「出世したらあんなふうな事はしない!」と、思っていたはずです。
それにも関わらず、結果的に同じようなふるまいをしてしまうのです。これは、人間が、自分と人を比較してしまうことが原因です。
よく「最近の若者は…」という言葉を聞きませんか?それと同じことが起きているのです。
自分がまだまだ役職についていないころと、今の人を比べて、「自分はつらい目にあったのに、どうしてこんなにやさしくされるんだ!」と考えてしまうのです。
二つ目は、立場を与えられどうふるまえばいいかわからなかったというものです。
始めた役職が付き、自分に部下が付くと「どう接すればいいのかわからない!」となってしまうものです。
役職を持つのと、持たないのでは求められる力が異なります。
介護現場の仕事ができるからといって、上に立って上手くマネジメントできるかどうかはまた別問題です。
部下を持つと、部下の仕事にまで責任を持つ必要が出てきて、プレッシャーを感じてしまい、うまく行動できなくなることがあります。
その結果、どう動けばいいか分からなくなり、部下に対し強気になったり、もしくは、仕事を全部投げてしまう、といった行動をとってしまうのです。
嫌われる上司の特徴
えこひいきが酷い
まず一つ目の特徴は、「えこひいきする」です。
特定の誰かにだけ、やさしく接したり、評価を高くつける、ミスをしても怒らない、といったことをしている上司、いませんか?
えこひいきされている方を見ることも、気持ちが良くありませんし、職場の人間関係も悪くなってしまう可能性もあります。
こういった上司は、人に好かれたい・立てて欲しいという気持ちが強い可能性があります。
人間なので、多少好き嫌いがある、というのは致し方無いところもあります。
しかし、それを仕事に持ち込みすぎるのは問題です。
こういった上司への対処方法としては
- 職場みんなで、上司をおだててみる
- えこひいきされている同僚と仲良くする
- 自分がえこひいきされる人になる
- 最終手段として、上司のさらに上司に集団で訴える
などがあるかと思います。
話を聞いてくれるが、解決はしてくれない
二つ目の特徴は「話は聞いてくれるが、解決してくれない」です。
これは、「何かあったら話は聞くよ!」と、話を聞いてくれるのですが、肝心の問題に関しては、何も解決してくれないというものです。
問題があったから、相談し、解決を望んだのにも関わらず、どんな問題でも、何度話をしても、「変更は無理かな」「改善してみるから、ちょっと待ってね!」と何も解決してくれないそうです。
解決することが本当に難しかったり、そういった権限がないこともありえるので、難しい問題ではあります。
その場合でも、その説明などをしてくれれば、納得感が変わるのかなと思います。
理想が高いのに、現場を手伝わない上司
三つ目の特徴は「理想が高いのに、現場を手伝わない」です。
上の立場に立ち、自分の理想の介護を行うぞ!と意気込む気持ちは分かるのですが、理想をかなえるのは、現場にすべて任せるというタイプです。
また、現場の現状を考えずに、いきなり理想に向かって進もうとする方もいらっしゃるそうです。
これでは、現場の部下は溜まったものではありません。
上司のきれいごとに突き合わされて、負荷ばかり増えることに耐えられる人はそこまで多くありません。
また、この特徴を持つ上司の特徴として、理想を叶えられなかった場合、原因を部下に押し付けることもあります。
「あなたたちが頑張らないから」など言ってくることもあります。
はっきり言って地獄ですね
自分のシフトだけ優遇
四つ目の特徴は「自分のシフトだけ優遇する」です。
これは、役職をもち自分でシフトを決められるようになった上司にあるパターンです。
自分でシフトを決められるので、自分の休みたい時に旅行に行く、といったことをしている人です。
他の職員は、まとまった休みを取ることはできない状態で、これをやると相当嫌われます。
もし、まとまった休みを取るなら、他の職員も同じようにまとまった休みを取れるように工夫していくことが重要になるのではないでしょうか?
言っていることが変わってしまう
最後の特徴は「言ってることが、コロコロ変わる」です。
上司の言っていることがコロコロ変わってしまうと、その都度部下は振り回されてしまいます。
シフト提出方法のルールだったり、仕事の進め方など、小さなことでも、あまり変えてばかりいると現場はついていけないものです。
また、言ってることが変わっていることに気が付いていない上司もいます。
本人が本当に忘れているのかは、怪しいところですが、部下は我慢するほかありません。
部下としてできるのは、協力して日報に指示変更があったことなどを記載し、変更が相次いでいる証拠を気長に作ることがいいでしょう。
ある程度溜まった状態で、こんなに変更があると辛い、と伝えましょう。
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