職業病?介護職の手荒れを抑える対策方法は?

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2022/01/28

介護職の手荒れ対策方法は?

今年はコロナの影響で、いつも以上に手洗いをする必要が多くなり、手荒れに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、手荒れの原因と対処法・予防方法を紹介します!

手荒れになる原因

まずは、どうして手荒れが起こってしまうのでしょうか?

そもそも手荒れとは、手の角質の柔軟性がなくなって乾燥したり、ひび割れが起こってしまう症状です。

原因は、大きく2つに分けることが出来ます。

1つ目は、年齢、性別、アトピー素因、アレルギーなどの内因性のもの。
もう1つは、洗浄、消毒、摩擦、湿度などの外因性と呼ばれるものです。

この2つの原因によって、手の皮脂が除去され、そこに外からの刺激が加わることで手荒れが起こります・

介護職の業務には、皮脂を除去してしまう業務がたくさんあります。
例えば、入浴介助、洗髪、オムツ交換、シーツ交換、着替え介助などです。

また職業柄、感染症対策として、洗浄剤を使った手洗いやアルコール、備品の殺菌用の薬剤などに触れることがあるかと思います。
それらの手へのダメージは、非常に大きなものになります。

このように見てみると、介護職の方の多くが、手荒れを経験しているのも納得という感じですね。

手荒れが起きて困ることは、こちらです。

  • 黄色ブドウ球菌などのばい菌が付きやすくなる
  • 乾燥した皮膚が剥がれ落ちる
  • B型肝炎などの感染リスクが上がる
  • シンプルに痛い

痛さから、丁寧に手洗いが出来なくなるということも可能性としてはあります。
そのため、手荒れをしっかり治療・予防したいです。

自宅でできる対処法は?

手荒れですが、どのように治すことが出来るのでしょうか?

悪化していたりするのなら、早めに病院に行って治療してもらいましょう!
あまり放置していると、治りにくくなったり、さらに悪化したり……という可能性もあります。
皮膚科に通って、治していきましょう。

今回は、そこまで酷くない手荒れへの対処方法をご紹介していきます。
手荒れを起こす、原因をなくしていくことで、自然に治癒することを期待します。

では、手荒れの具体的な原因を見て、その対策を見ていきましょう!

手洗い

1つ目は、手洗いです。
手洗い自体は大切な事ですが、刺激になっていることもあります。

例えば、こちらのようなものです。

  1. 手洗い時に、ごしごし擦りすぎない
  2. 洗浄液はしっかり落とす
  3. 30度以上のお湯を避ける
  4. 手を拭くときは強く擦らない

お湯を使わないことは分かっている人も多いかと思いますが、それ以外は出来ていなかったという人もいるのではないでしょうか?

ストレス

2つ目は、ストレスです。
実はストレスによって、自律神経が乱れてしまい、その結果として手が荒れるというケースもあるそうです。
身体と心を休めることも、大切なことになります。

アレルギー

3つ目は、アレルギーです。
意外と見落としがちですが、ゴムアレルギー・金属アレルギーなどによって、手が荒れることもあります。
アレルギーがある人は、日々の生活を見直して不用意に触っていないかを確認しましょう。

お風呂介助

4つ目は、お風呂介助です。
先ほどの手洗いと同じような理由ですが、お風呂介助によって乾燥が進んでしまう、ということがあります。
なかなかお湯の温度を下げることは難しいですから、手袋をして、お湯に触れることを避ける、ということが最善です。
「難しい……」という人もいると思いますが、最低限、お風呂の後のハンドクリームは忘れないようにしましましょう。

手荒れは、ある意味、職業病というほど、多くの人がなる病気です。
しっかり治療・予防していきましょう!

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