自分のためにも!介護職が改めたい考え方3つの考え方 イライラも減る!?
改めるべき考え方
なぜだかイライラしてしまう人、いらっしゃいませんか?
「イライラする」「ムカつく」というようなことがありますよね。
今回は、そんなイライラを少しでも抑えるために、辞めるべき考え方を、3つご紹介していきます。
なんで怒ってしまうのか?
そもそも、人はなぜ怒ってしまうのでしょうか?
実は、人間の怒りという感情は、二次感情と言われています。
心配や不安や不満、疲労感などの一次感情と言われるものが、日々溜まって溢れえってしまった結果、現れるのが「怒り」ということです。
一次感情は、たいてい一晩寝れば、減ったりな無くなったりするものです。
しかし、ストレスが溜まっている状況では、ネガティブな感情も溜まりやすいものです。
ストレスが溜まっているときに怒りっぽくなるのは、そもそもネガティブな一次感情が溜まっているからということが分かります。
今回は、ネガティブな一次感情を溜めてしまうNGな思考法を、3つご紹介します!
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ケアきょう求人・転職の無料相談①自分の中のルールだけで判断しない
まず一つ目の辞めるべき考え方は、「自分の中のルールだけで判断すること」です。
もちろん、自分の信念の中で「正しいこと」をすることはとても大切です。
自分の信念がなければ、その場限りの行動をすることになってしまいます。
しかし、それはあくまで「自分が考える正しいこと」です。
相手の行動に対して、「自分が考える正しさ」だけで判断することは、ある意味で押し付けです。
これは、言い換えれば相手への期待を、勝手に高めてしまっていることと同じです。
期待が高ければ、その分相手の行動が期待を下回った場合、ストレスを感じてしまいます。
特に、介護現場ではこれが起きやすいです。
介護現場では、必ずやるべきこと、逆にやるべきでないことは当然存在します。
その一方で、ルールが曖昧だったり、介護スタッフ個人の判断に任されていることも多いです。
例えば、このようなことです。
- どの程度、傾聴に時間を使うべきか
- 敬語や丁寧語はどのレベルにするか
こうしたルールが曖昧な部分に対して、「自分が考える正しいやり方」だけの視点で捉えていると、どうなるでしょうか?
他のスタッフが、自分のやり方と違うやり方をしている。でも指摘はしづらい……という状況になり、どんどんストレスを溜めてしまいます。
こうした場合は、相手の考えも尊重する必要があります。
最初から「正しくない」と判断するのではなく、何故その行動をするのかを考え、聞くことが大切です。
お互いにコミュニケーションをとって、その上で、職場でのルールを決めていきましょう。
そうすると、自然と無駄なイライラが無くなっていきます。
②「当たり前」という考えを捨てる
2つ目の辞めるべき考え方は、「当たり前という考え」です。
皆さんは、介護の仕事をしているときに「出来て当然」「常識だ」と思っていることはありませんか?
実は、その考えも先程と同様、「相手への期待」を高めてしまっている行動です。
特に、介護施設においては、「知っていて当然」「出来て当然」と考えられている介助や仕事があります。
しかし、その当然といわれるものは、勉強や仕事の中で学んで出来るようになります。
逆に言うと、「知らない」「出来ない」ということは、まだ勉強していない、学んでいないということです。
教えてあげて、相手も学んでくれれば、出来るようになっていきます。
なら、「当たり前!」と怒る前に、きちんと教えていきましょう。
③完璧主義
3つ目の辞めるべき考え方は、「完璧主義」です。
介護現場には、勉強家で真面目な方も多いです。
そういった方の中には、自分の行動をより良くしたい、出来れば完璧にしたいと、考える人も少なくありません。
この考え方自体は、物事やサービスをより良くするためには、大切なことです。
しかし、場合によっては自分自身を追い詰めてしまう考え方です。
なぜなら、自分の行動に対して、高い期待をしてしまうことになるからです。
自分の行動にイライラした結果、それが怒りになってしまうと、周囲は困ってしまいます。
自分を高めることはとても良いことですが、完璧は求めず、一歩一歩前進すれば良い、という気楽な気持ちで過ごしましょう。
怒りはたいていの場合、人間関係を悪くしてしまいます。
今回の考え方に心当たりのある方は、少しずつ改善していきましょう!
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