介護現場で嫌われる?キラキラ介護士の嫌われる点と良いところ
皆さんは「キラキラ介護士」という言葉を聞いたことはありませんか?
簡単に言うと、自分の理想を掲げている介護士なのですが、これがなかなか嫌われていたりします。
今回は、キラキラ介護士の特徴や、良いところと悪いところ。そして対応方法までご紹介していきます。
キラキラ介護士とは?
まずは、そもそもキラキラ介護士とはどんな人なのでしょうか?
キラキラ介護士の特徴には、以下のようなものがあります。
- 正義感が強い
- 自己犠牲を良いことと考えている
- やりがいを最重視している
- 自分の理想とする介護を強く信じている
「プロ意識を持とう」「お金よりもやりがい」となんてことを良く口にする、と伺います。
しかし、それ以上によく言われていることは
- 現実を見れていない
- 自分が間違っていないと信じ切っている
- 介護の知識を振りかざしてくる
ということです。
こういった特徴があるので、介護現場では忌み嫌われてしまうこともあるようです。
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キラキラ介護士ですが、決して悪いところばかりではありません!
良いところと、悪いところをそれぞれ見ていきたいと思います。
良いところ
キラキラ介護士の良いところは、以下のようなものがあります。
- 現状に問題意識を持ち、理想を掲げていること
- 勉強をしていること
- 周囲に発信していること
これらは、簡単に出来ることではありません。
介護業界を良くするには、
- 問題意識を持ち
- 理想を掲げ
- その差を埋める
ということが必要になってきます。
問題意識を持ち、理想を掲げることは、とても大切な心掛けですね!
また、介護や他の分野の勉強をしていることも良い点ですね。
社会人になると、仕事と生活で手一杯になってしまい、勉強しているという人は多くありません。
勉強をすることで、新たな発見や、仕事での工夫に繋がっていきます。
なので、プライベートの時間を割いて勉強しているのはすごいことです。
また、勉強した情報を、周囲に発信していることも良い点です。
これは、自分だけでなく、周りの勉強にもなり、とても素晴らしいことです。
気になっている人に、その情報を届けることが出来れば、もっともっと良いですね!
悪いところ
そして、悪いところ……、ちょっと残念なところです。
こちらは、大きく2つあります。
勉強した内容の伝え方が下手
勉強した内容を、誰かに発信するときに、大切な事は以下の2点です。
- 情報が整理されていること
- 情報を求めている人に適切な形で発信すること
求めていない情報を、自慢気に説明されても困ってしまいますよね。
それは、ただの自己満足です。
また、情報がきちんと整頓されていないと、相手の時間を奪ってしまうだけになってしまいます。
現実離れしてしまっている
現状に問題意識を抱き、理想を掲げることは素晴らしいことです。
しかし、その差を埋める方法が自己犠牲だったり、現実との差を認識出来ていないところが、残念なポイントです。
理想と現実のギャップは、そんなに小さなものではありません。
理想を叶えるためには、一歩ずつ階段を上るしかないですよね。
その方法を考えたり、小さなことから初めていくことが出来ると良いですね。
キラキラ介護士への対応方法
では、そんな「キラキラ介護士」を相手に、どのように対応すればよいでしょうか?
先ほどの良いところを潰さずに、上手にコントロールしたいものです。
きつく叱りつける……なんてことはしてはいけません。
長所を潰してしまうことになりかねませんし、下手をするとパワハラと捉えられてしまうこともあります。
そもそも、他人から言われたところで、人はそんなに変われません。
むしろ、その考えに固執するようになってしまいます。
大切な事は、自分で気づいてもらうことです。
「人間は考える葦である」という一節で、有名なパスカルも、「人々は概して他人に言い聞かされたことより、自分で見つけた理由に納得するものだ」と話しています。
相手の話を聞き、良い意見ですねと、一度受け入れてあげます。
その後に、気付きのためのヒントを提示することが大切です。
例えば、
いきなりそれをすると、反発が来たりしないか?
他にも選択肢はあったりするのか?
といった風に、考える機会を上げてみると良いかと思います。
理想を描くことは、悪いことじゃありません。
しかし、現実との差を埋める工夫が足りないことで、周囲に迷惑が及んでいるのです。
上手くコントロールしてあげることで、優秀な介護職になる可能性も高いです。
周囲にそういった方がいたら、上手にアドバイスをしていただけると嬉しいです。
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