【転職】介護施設の面接官が見ているポイント
介護施設の面接官が見ているポイント
介護は、転職が多い業界です。
今は人手不足で困っている施設が多く、簡単に内定が決まることも多いですが、人手に余裕がある施設さんでは、結構面接で人を落としているようです。
そんな余裕がある施設さんに行きたい、という人からのご相談も多いので、今回は「面接官が見ているポイントと対策」を紹介します!
基本は、しっかり長く働いてくれるかを見ている
皆さんは、面接官の立場に立って考えたことがあるでしょうか?
面接官が、求職者に求めていることを考えてみると、面接時にどういったことをすればいいか?見えてくると思います。
面接官のお仕事として、もっとも大切なことは「その施設で、しっかりと、長く働くことができる人」を採用することです。
彼らは
- しっかりと施設に溶け込めるか?
- 長く施設で仕事をしてくれるのか?
といったところを特に気にしています。
では、具体的にどのような部分を見ているのか?見ていってみましょう!
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ケアきょう求人・転職の無料相談具体的に気にしている部分
第一印象が悪くないか?
面接官が見ているポイント1つ目は第一印象です。
人間は、出会ってからおおむね10秒の第一印象はかなり重要です。
- そもそも遅刻をしていないか?
- 清潔感はあるのか?
などを確認していることが多いです。
細かなマナーというよりも、社会人として当たり前のことが出来ていれば、問題ないかと思います。
対策としては、以下の点があります。
- 施設や面接会場の場所をあらかじめ確認しておく
- 最低限の身だしなみを整えてる
一つ目の場所を確認しておく、という話ですが、コロナの影響もあり、施設で面接を行わないという事業所もあります。
ベストは一度面接会場まで行くこと、そうでなくても、Googleマップなどを使って、最低限施設がどこにあるのか?確認するようにしておきましょう。
万が一、面接時間に間に合わない場合などはできるだけ早く連絡しましょう。
その際は、「面接に間に合わないことの謝罪」と「その理由」を話すようにしましょう。
面接官が納得できる理由なら、問題なく面接に臨むことができるかと思います。
二つ目の最低限の身だしなみ、に関してですが、スーツを着ていくと無難かと思います。
介護業界では、カジュアルな服装でOKという場合も多いのですが、その場合でも、あまりにラフな格好をせずにビジネスカジュアルといった服装が良いでしょう。
会話するときの基本姿勢ができているか
面接官が見ているポイント二つ目は会話するときの基本姿勢ができているかです。
介護の仕事は、チームワークが必要ですし、対人コミュニケーションが大切な仕事です。
- 挨拶ができない
- 人の目を見て話すことができない
- 丁寧語や敬語が使えない
- ずっと暗い表情をしている
という方だと、人に寄り添う介護職としての仕事ができるのか?面接官は不安になってしまいます。
- 人の目を見て話すこと
- 丁寧な言葉で話すこと
- できるだけ明るい表情で会話をすること
基本的な事ではありますが、この3点は重要なチェックポイントになりますので気を付けましょう!
体調が良好であるか?
面接官が見ているポイント三つ目は体調が良好かどうかです。
- 足腰に問題を抱えていないか?
- 夜勤がある施設では、夜勤ができるか?
などを見ています。
これは、仕事をできるだけ長く続けて欲しいという気持ちから来ています。
足腰に問題を抱えているようでしたら、事業所側からしたら、採用するには不安になりますし、夜勤が無理!と言われてると、他の方を優先して採用したくなるものです。
足腰をケガしている人は、まずはそのケガを治すことが何よりも最優先です。
また、夜勤が出来ない人は、その明確な理由の説明準備や、もしくは夜勤が必要ない施設を探すことがいいかと思います。
長く働いてくれそうか?
面接官が見ているポイント四つ目は長く働いてくれそうかどうかです。
ここでは
- これまでの職歴と転職理由
- 事業所を希望する理由
- 目標やキャリアプラン
- 理想とする介護
などを質問してくるかと思います。
これまでの職歴と転職理由を聞くことで、
- 事業所で役立つ人なのか?
- すぐにやめる人ではないか?
を確認しています。
あまり明確な理由がなく、転職している人だと「うちでも、手のかかる人なのかも……」と思い、採用を見送ることもあり得ます。
事業所を希望する理由や目標、理想の介護を聞くのは、「うちの事業所とマッチするのか?」を見ています。介護の方針や条件が希望と異なると「すぐにやめてしまうのでは?」と思っているとのことです。
これらの質問は、たいてい聞かれることですので、しっかりと準備して面接に行くようにしましょう。
また、準備するといっても嘘をつくことはNGです。
面接は、面接官がいい人を探すだけの場ではなく、求職者がそこが良い施設なのかを確認する場所でもあります。
嘘をついて、採用となっても自分の条件と合わないので不幸になる可能性ががあります。
嘘をつかないようにしておきましょう。
あまり手がかからない人か?
面接官が見ているポイント五つ目はあまり手がかからない人か?です。
労働をするにあたって、権利を主張することは非常に大切な事ですが、事業所としては、あまりにも権利を主張してきそうな人を雇うのは気が引けてしまうものです。
そのため、
- 過去の職場の悪口ばかり言う
- 給与や福利厚生ばかり質問する
- シフトの希望があまりに強い
という人は敬遠されてしまうものです。
過去の職場に問題がある場合でも、事実を述べて、ポジティブなイメージの言葉を使うなどの工夫が必要です。
また、給与や福利厚生、シフトなどの条件面ばかり質問をすると、仕事をしていても、自分の権利ばかり主張する人だと思われてしまうかもしれません。
自分に求められていることや、仕事内容などもバランスよく聞くようにするとよいでしょう!
面接は、人生にかかわる非常に大切なものです。しっかりと準備、対策するようにしましょう!
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