介護現場のイジメから身を守る自己防衛術!
攻撃から身を守る自己防衛術
ケアきょうのLINEでは、「施設で働いていて、特定の人からイジメを受けている」というご相談をいただくことがあります。
今回は、そういった方が身を守る方法をお送りします。
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ケアきょう求人・転職の無料相談なんでそんなことをしてくるの?
そもそもなんで攻撃してくるのでしょうか?
その答えは、気に食わないからです。
相手が「誠実か」「仕事ができるのか」は関係ない話で、「気に入らなくて、潰したい」と思っているだけです。
攻撃してくる人は、基本的に本当は自信がなく、不安を抱えている人です。
誰かを批判して蹴落とすことで自分がより有利なポジションに立つことができると考えているのです。
そう考えると、攻撃してくる人はかわいそうな人とも言えます。
でも、だからといって攻撃される側からしたら、そんなことは関係ない話です!
反撃する方が得
しかし、攻撃され続けている人は、なぜずっとターゲットになっているのでしょうか?
攻撃の対象先は、最初は誰でもよかったはずですが、その後もターゲットになり続ける人はいます。
それは、反撃しないからです。
反撃してこないなら、もう一度、もう一度、と続いている状態です。
決してやり返してこない、「サンドバック」と認定されているのです。
弱者認定されっぱなしでは、いつまでたっても、攻撃されてしまいます。
こうなると、最終手段は反撃することです。
歴史的にも、嫌な事をされても、やり返すな、という教訓はありません。
有名な「目には目を歯には歯を」というハンムラビ法典の言葉がありますが、「同程度までの仕返しはOK!過剰な仕返しはダメです」という意味です。
つまり、歴史的にもやり返すことは大前提となっていて、その程度を表現しているだけに過ぎないのです。
もちろん、過剰にやり返してはいけませんから、自己防衛の範囲内でおこなうようにしましょう!
簡単な反撃方法
そうはいってもどうやって反撃すればいいかわからない、という方が大半だと思います。
反撃の方法は、自分で行うか、他人にやってもらう方法があります。
まずは、自分で行える簡単な方法を5つほどご紹介します。
相手によっても良い対処法は異なるので、吟味して使いましょう!
①何を言われても聞き流し、相手にしない
1つ目の方法は、何を言われても聞き流し、相手にしないことです。
攻撃をしてくる人は、先ほども言った通り、内心自分に自信がない人が多いです。
無視されると手ごわい相手と感じ、攻撃的な態度をしてこないようになることがあります。
②日ごろから周囲に、味方を増やしておく
2つ目の方法は、周囲に味方を増やしておくです。
また、攻撃してくる人は、小心者なので、ターゲットを見極めて攻撃してきます。
味方がおらず、孤立していると、「こいつは弱そうだ」とみて攻撃してきます。
しかし、周囲の人と親しくなり、仲間が出来ていれば、そういった被害を避けることができます。
③時間を作り、オープンクエスチョンをする
3つ目の方法は、時間を作り、オープンクエスチョンをするです。
オープンクエスチョンとは、「はい、いいえ」では答えられない質問のことです。
例えば、「どんなときに、その方法を使うのですか?」というようなものです。
理由なく攻撃してくる人は、攻撃することが目的なので、威圧してきますが、実は論理が破綻していたり、どうでもいい話をしていることがほとんどです。
パワープレーで乗り切ろうとしている、と言い換えもできます。
そのため、「ちょっと待ってくださいね」と相手を黙らせて、こちらから質問をしましょう。
オープンクエスチョンで質問されると、相手はどうしても考えながら話す必要があるので、相手の流れを止めることになります。
こうすると、「こいつに攻撃すると、めんどうくさいことになる」と思わせることができます。
④相手の予想を裏切る
4つ目の方法は、相手の予想を裏切るです。
攻撃をしてくる人は、小心者なので、攻撃した結果が出ることを楽しみにしています。
結果は「悲しそうな表情」「悔しそうな表情」などです。これを相手は期待しているのです。
予想した行動と全く違う行動をしてくると、人間は怖くなるものです。
そこで、あえて笑顔で微笑み返すといった行動をすると、相手は想像していなかったので、びっくりしてしまいます。
⑤相手にやってほしいことを伝える
5つ目の方法は、ストレートに感情を伝えるです。
基本的に個人を攻撃し続ける人は、反撃を想定していません。
そこで、ストレートに「心無い言葉で傷つきました」「もうこれ以上辞めて下さい」と言ってみるのも一つの手です。
繰り返しになりますが、反撃してこない人を攻撃してきています。
勇気が必要ですが、やってみる価値はあるかもしれません!
全力の反撃方法
次に他人にやってもらう方法があります。
大きく分けると、上司に報告する、然るべき外部機関に相談するです。
個人を攻撃してくる人は、自分のポジションを守るために行動しています。
そのため、上司にはめっぽう弱いものです。
また、直属の上司が相手なら、上司の上司に相談するのが良いでしょう。
度が行きすぎていたり、あまりに改善されないようでしたら、労働基準監督署などに相談するのも一つの手段です。
基本的には大事にはしたくないものですから、その手札をチラ見せするだけでも相当な効果が期待できます。
また、このように他人にやってもらうには、証拠が必要になってきます。
ボイスレコーダーや携帯電話で、攻撃をしつこくしてくる様子を抑えておくと安心できると思います。
本当につらいなら
しかし、すべての人が反撃できるとは思えません。
また、個人攻撃してくる人が複数人いる場合は反撃してもエスカレートするだけだったりします。
限界を迎える前に、部署を異動してもらったり、転職などすることも一つの選択になってくると思います。
今回は、「自己防衛の方法」をご紹介しました。
介護業界でも、人間関係トラブルは数多く発生します。すこしでも助けになれば嬉しいです!
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