介護の仕事を楽しく長く続けるために知っておきたい心構え 無理は禁物?
介護の仕事で気を付けたいこと
介護の仕事に初めて付く人、これから転職する人、改めて心構えを振り返りたい人。
いろんな方がいらっしゃると思います。
今回は、介護の仕事をする上で、スキルよりも大切なことを、5つご紹介していきます!
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ケアきょう求人・転職の無料相談①良い人間関係を築く
介護職の仕事は、人間関係が非常に重要です。
チームで働く仕事だからです。
殺伐とした中、仕事をするのは、辛いものがありますよね。
どうせなら、良い人間関係の中で助け合って仕事をしたいものです。
そのために重要なことは、大きく3つのポイントがあります。
- 自分から挨拶する
- 謙虚な姿勢を忘れない
- 報連相はしっかり行う
自分から挨拶する
挨拶は言わずもがなですが、忘れがちです。
挨拶をされないだけで、嫌われているのではと、勘ぐってしまう人も少なくありません。
謙虚な姿勢を忘れない
また、謙虚な姿勢も忘れずに行きましょう!
介護の仕事は、個別ケアを行いますので、利用者さんごとに色々な学びがあるはずです。
どんなにベテランになっても、学ぶべきことが一切無いなんてことはありません。
学ぶ相手が、年下のこともあるかもしれません。
上から目線では、話しにくいと思われてしまいます。
仕事には余裕がある、今はもうベテランという人も、相手のために話やすい空気を作ってあげると良いと思います。
報連相
報連相は、「報告」「連絡」「相談」のことです。
何度も言いますが、介護職はチームで行う仕事です。
新人でも、ベテランでも、一人で全てを行うことはできません。
ミスをしたときに、報告を怠ってしまう人がいますが、先輩や上司はそれをカバーしてくれる立場です。
「怒られるかも……」と思って報告をしないでいたら、もっと悪い結果になってしまいますので、早く報告するようにしましょう。
②接遇
介護の仕事は、サービス業の側面があります。
そのため、接客・接遇ということが重要になってきます。
そう聞くと、「難しそう」と感じてしまう人もいるかもしれません。
でも、実は接客や接遇は、介護技術よりも先に修得することが出来ます。
作法やマナーといったところではなく、心構えとして「尊敬の念を抱いている」「相手のことを思いやる心」が大切だからです。
こんな心構えでご利用者さんに向き合うことが出来れば、基本的には問題ありません。
勿論、作法やマナーも大切ですのが、それは少しずつ覚えていくと良いと思います。
③観察力・洞察力を身につける
最も大切といっても過言ではないのが、観察力・洞察力です。
介護職において、何故それが必要なのかと言うと、
・上手く表現できない人の訴えに、気付くことが出来るようになる
・トラブルを未然に防ぐことが出来るようになる
・より良い介護サービスを提供できるようになる
というメリットがあるからです。
また、この観察力・洞察力は、2段階に分けることができます。
1つ目は、いわゆる「気付き」、2つ目は「仮説構築」です。
気付き
日々の仕事の中で、「何かが変だ」「いつもと様子がおかしい」と、小さな変化にも気が付くことです。
これも難しく、相手を良く観察しておく必要があります。
仮説構築
仮説構築とは、その気付きを基に、何故なのかという、原因を考える能力のことです。
変化に気が付いたとして、その原因を探ることは、改善のために必要です。
例えば、不眠症状を抱えている人がいて、その原因は様々です。
「日中、寝てしまっている」
「日中、身体を動かしていない」
「病気を抱えている」
「薬が身体に合っていない」
こういったことが考えられます。
仮説構築には、知識なども必要となりますが、気づきを増やして解決していくことで、それを養うことが出来ます。
なので、しっかりと周囲を観察して気付きを増やしていきましょう!
④学びの姿勢を忘れずに過ごす
学ぶ姿勢は、とても必要です。
仕事を始めると、いわゆる「勉強」をすることはなくなります。
しかし、仕事を初めても、学ぶことが沢山あります。
介護技術のことや介護の歴史。
仕事に直接関係はしないが、利用者さんとのコミュニケーションを円滑にする昔の話……、様々な事があります。
日々の業務の中でも、色々な学びがあると思います。
若者から学ぶこともあれば、利用者さんから学ぶこともあります。
また、学んだことを活用、発信することも大切です。
なかなかそれを実践していける人は多くありませんから、昇進に繋がったり、時給が上がったりするきっかけになることもあります。
心掛けて行きたいですね!
⑤頑張ることは必要だが、無理し続けない
介護の仕事に就いて、「頑張っていこう」と思って、無理をしてしまう人がいます。
しかし、無理は長くは続けられません。
長く続けては、身体や心を壊す原因となってしまいます。
努力をして、質の良い介護をしようとする、資格を取ろうとすることは大事なことです。
しかし、しっかりと休養を取ることも非常に大切なことです。
仕事が全てではありません。
自分の身体を大切にしつつ、出来る限りで、仕事も頑張るようにしましょう。
介護の現場は、学ぶ意識が強い人がとても多いです。
自分に無理のない範囲で、出来る限りの頑張りをしていきましょう!
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