介護の仕事で準備体操を行うべきこれだけの理由【やらない手はない】
皆さんは仕事前に「準備体操」していますか?
殆どの方がやっていないかもしれませんが、実は準備体操をやると良いと言われています。
今日は、その理由と、簡単に行える準備体操をご紹介していきます!
準備体操がおすすめな理由
介護の仕事が肉体労働だから
介護の仕事では、移乗などの介助を行う時は、足を踏ん張ったりしますし、場合によっては、施設を走り回ることもあるかと思います。
もちろん、書類業務やアセスメントといった仕事もあり、全てが肉体労働なわけではありません。
しかし、身体を動かすことが出来なければ、介護の仕事を継続していくことはなかなか難しいです。
まずは、肉体労働でもあるという意識を持ち、身体のケアを大切にしていきましょう!
ケガの予防になる
これは、最も大きな理由です。
準備体操の効果は、大きく2つあります。
- 筋肉と関節をほぐす
- 体温・心拍数を高める
「何を大げさな……」と、思う人もいるかもしれませんが、「シフトに入ってすぐに移乗介助をしたら、ぎっくり腰になった」というような人もいます。
人間は、身体が温まっていないと、ケガをしやすいものです。
まずは身体をほぐして、運動できるようにしてあげることで、ケガの予防につながります。
実際に、ノルウェーの女性ユースサッカーチームの選手を対象に行った実験によると、
ウォームアップ時に体の機能を活性化させるエクササイズを1シーズン実施・継続したところ、急性外傷や慢性障害が50%近く予防できた
との結果が、発表されています。
腰痛などの予防にも繋がると、考えることができる結果です。
また、ラジオ体操などを対象にした調査によると、ラジオ体操をしている人の
- 体内年齢
- 血管年齢
- 呼吸機能
- 骨密度
は、実年齢よりも良い結果を得られている、との調査もあります。
ケガの予防の大前提は、健康的な体を作ることです。
継続的に、取り組んでいきたいところです!
体調管理に役立つ
人の身体は、毎日変わります。
しかし、その変化には気が付きにくいものです。
そこで、毎日同じ準備運動をすることが大切です。
毎日同じ運動をすることで、「昨日は出来たことが、出来ない」という体調の変化に、気が付くことが出来ます。
その変化によって、「ちょっと肩が上がりにくいから、気を付けよう」という風に、ケガの予防になりますし、事故の予防にも繋がります。
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ケアきょう求人・転職の無料相談おすすめの準備体操
体操をするべき理由は分かったが、何をすればいいんだ、と感じた方もいるのではないでしょうか?
「職場で体操をするわけにもいかない」
「あまり時間をかけたくない」
という人がほとんどだと思います。
ですから、時間を取ってラジオ体操をするよりも、おすすめの準備体操があります!
それは、こちらです。
- 職場まで10~15分歩く
- 職場に着いてから、屈伸などのストレッチをする
ストレッチで特に行っておきたいのが、足腰です。
足腰のストレッチには、屈伸や伸脚などがあります。
今後は、オススメのストレッチをご紹介する記事もアップしていきますので、楽しみにしていてください!
腰痛対策は、介護職として仕事を続けるためには必要不可欠です。
少しでも、健康的に仕事を続けるためにも、まずは準備体操を行っていきましょう!
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