介護職の面接準備はこれでバッチリ!志望動機や逆質問を紹介!

キャリアアップ
2021/12/29

介護職の面接対策!志望動機や自己PRの答え方

志望動機や自己PRをするときは、以下の姿勢を意識してください。

待遇の要望はタイミングをみてから

給与、出勤日数、残業、夜勤などの要望はタイミングをはかりながらお伝えするのがベターです。

社会人としての言葉遣い

「私的には」「~とか」「一応」などの言葉はふさわしくありません。
面接の緊張からその場に適した言葉が出てこなくなる事もあるので気をつけて下さい。

明るく、笑顔で

介護は、夜勤、腰痛、高齢者の死などに直面する等、辛い事も多い仕事です。
高齢者の方に充実した明るい生活をしていただくために明るいスタッフが求められています。
そのため、面接は明るく、笑顔で臨みましょう。

具体的なエピソードを

質問に返答する際、具体的なエピソードを混ぜると印象が良くなります。
高齢者との触れ合いを通して感じた大変さや感動を具体的にお話ししましょう。

介護職の面接で聞かれやすい質問例とは

面接対策として大切なのは、面接で聞かれやすい質問を把握しておくことです。
あらかじめ答えを用意しておくことができて、緊張せずに臨めます。
以下に、介護職の面接で聞かれやすい質問をまとめました。

介護を選んだ理由

介護職はやりがいや充実感の得られる仕事ですが、体力的にきつい仕事のため面接官はやる気や志を重視します。
また、介護職の退職理由上位は人間関係なため、今いる職員と上手に付き合えるか、あなたの人間性を見られることもあります。
そのため、介護職に対するやりがいの意欲、そして人間性をアピールする答えを用意しましょう。
具体的なエピソードがあれば尚可です。

残業や夜勤は可能か

介護は24時間体制で臨むため、残業や夜勤はつきものです。
「可能」と答えた方が印象が良いのは言うまでもありませんが、難しい場合は可能な範囲で勤務希望条件をお伝えしましょう。

目指すキャリア

どんな仕事に就きたいのか、具体的に取得したい資格などをアピールすると良いでしょう。

勤務スタート日

いつから勤務可能かよく質問されます。
面接を受けている時点で会社に在籍中の場合は、退職手続きなどもあるため、入社日が多少先でも理解を示してくれる会社は多いです。
面接の時点で、いつから勤務できるか分からない場合は、分かる範囲で勤務可能月をお伝えし、前向きな姿勢をアピールしましょう。

職歴

介護未経験者も介護経験者も聞かれる質問です。
職歴を聞くことで、介護に関する関心度やスキルを確認します。
必ずしも介護経験必須ではないため、正直に答えればOKです。
職歴が長い場合は、アピールポイントをまとめておきましょう。

志望動機

面接官は、志望動機を聞くことで、数ある職場の中からどうして当社を選んだのか確認します。
事前に会社の理念やビジョンを理解し、面接に備えましょう。

前職を辞める・辞めた理由

面接官は、あなたが前職を辞める・辞めた理由について気になるところです。
「キャリアアップのために転職を考えました」など、前向きな理由を伝えると好印象を与える事ができます。
「給料が低かったから」「人間関係が嫌で」など後ろ向きな理由は好ましくありません。悪口や批判にならないように気をつけましょう。

高齢者とのエピソード

介護職経験者は、高齢者と接してどんな経験をしたか聞かれます。
介護職未経験者でも、プライベートでの高齢者とのエピソードを聞かれることが多いです。
なるべく具体的なエピソードを用意して、それが自分の人生や仕事にどんな影響を与えたのか話しましょう。
高齢者とほとんど接したことのない人は正直に話して構いませんが、就業後、高齢者の方とどの様に触れ合い、支援をしていきたいか等、仕事への意欲をアピールしていきましょう。

長所と短所

面接官は、あなたの長所と短所を聞くことで、性格や人柄を掴みたいという意向があります。
長所を話す時は自慢になりすぎないように、短所を話す時は、マイナスイメージにならない様に、心がけましょう。
自分の短所を理解した上で、どう克服して仕事に活かしていこうと思っているのかを話すと好印象です。

質問はありませんか

一通り面接が終わった後、最後に聞かれやすい質問です。
自由度が高い逆質問だからこそ自分をアピールできる場にもなる為、逆質問はチャンスの場と捉えて下さい。逆質問の内容は、次の章でまとめているので参考にしてください。

意欲と長所を伝えやすい!逆質問例

意欲を伝えやすい逆質問の例をまとめました。

研修や資格支援について

研修制度の内容や回数について質問すると、「仕事に対し向上心がある」と捉えてもらえます。
「ケアマネジャーの資格を取りたい」など具体的なキャリアプランがある場合、資格支援制度についても質問しましょう。

行事について

介護施設では、年間行事やレクリエーションがつきものです。
どんな行事やレクリエーションがあるのか質問しておけば、「その企画は前職で行ったことがあります」などの返答ができて、アピールすることができます。

勤務人数

日勤と夜勤で、それぞれ何人の勤務体制を取っているのか聞いておきましょう。
介護職は、高齢者1人に介護士1人がつくわけではありません。
1人の介護士が多くの高齢者を受け持つことになるため、労働バランスを把握する上で大切な質問です。

スタッフの雰囲気

スタッフ同士が仲良く働いている介護施設も多い一方で、そうではない施設があるのも事実です。
気持ちよく仕事をする上でもスタッフの雰囲気や環境は気になるところですが、前置きもなく、唐突に職場の雰囲気を質問をするのは少し不躾な為、「私は職員の方と連携を取りながら利用者の方にご満足いただきたいと考えている」等前向きな言葉を前置きした上で、さりげなく職場はどのような雰囲気か質問するとよいでしょう。

介護職の面接に適した服装等

見た目は、面接において大切な第一印象です。
ワイシャツやブラウスの上にアイロンのかかったスーツ又はジャケットを着用し、清潔感のある服装を心がけて下さい。手先も見られています。爪は短く切り揃えておきましょう。
ブーツ、スニーカーはNGです。服装に合うローファーやシンプルなパンプスで臨んでください。

介護職面接のNGとは?マナーや流れもおさらい!

面接における流れをおさらいして、マナーやNG事項を理解しましょう。

受付

受付で、「○○時からの面接で参りました、△△です」と伝えます。
その後、部屋に通されますが、すでに面接は始まっていると思ってください。
部屋でスマホを触ったり、化粧を直しているのを見られたら悪印象になります。

入室

名前を呼ばれたら、面接室に入ります。ドアの場合はノックをしてから、「失礼します」の一言を忘れずに入室しましょう。
用意されている椅子にいきなり座るのではなく、自己紹介して、「本日はよろしくお願いします」と挨拶をしましょう。
面接官が「お座りください」と言ったら着席してください。カバンは椅子の横に置きましょう。

面接

面接が始まったら、笑顔を意識してハキハキ質問に答えてください。
椅子にもたれかかるのではなく、背筋は伸ばします。
緊張して面接官の質問にうまく答えられないこともあるかもしれませんが、慌てる必要はありません。
質問を噛み砕いてゆっくり答えれば大丈夫です。
回答に詰まらないためにも、前述しているよく聞かれる質問をシミュレーションしておきましょう。

面接終了

面接が終わったら立ち上がって「本日はありがとうございました」と伝えて退出します。
退出する際は「失礼しました」という一言も忘れないでください。
退出したからといって油断は禁物です。敷地を出るまで見られていると思ってください。


今回記した内容を意識しておけば、初めての面接だったとしても最小限の緊張で臨めるはずです。
事前に会社の経営方針や理念等も把握し、対策を練りましょう。

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