介護職の平均年収と給料をアップする方法

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“ケアきょうの転職相談“

介護職でご活躍されている皆さまは、毎月のお給料にはどのような印象をお持ちですか?

ケアきょうのリサーチでは、83.7%の方が給料に対して不満を持っているようです。

介護職は全産業と比べても、給料が低い傾向にあります。
介護職の方が、給料をアップさせたいと思うのは当たり前です。

今回は、介護職の平均的な給料について。
そして、給料額を決める要因について、さらに給料をアップさせる方法を説明していきます!

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介護職の平均的な給料は?

ケアきょうのリサーチでは、介護職の83.7%が給料に対して不満を持っているそうです。

それでは、介護職員の平均的な給料のデータをご紹介していきたいと思います!

介護職の平均月収は約24.5万円、年間賞与などの特別支給額は約53.2万円になります。
参考:厚生労働省「令和元年賃賃金構造基本統計調査」

上記の数値は、様々な勤務形態で働いている介護職の平均を出したものになります。
雇用形態・手当・資格・働いている施設などの条件によって、同じ介護職でも給料に違いが出てきます。

介護職の給料を決める要因とは

介護職の給料を決める要因としては、下記があります。

  • 雇用形態
  • 勤務年数
  • 手当て
  • 資格の有無
  • それまでのキャリア
  • 働いている施設

雇用形態について

雇用形態は、以下に分類されます。

  • 常勤社員
  • 契約社員
  • パート社員
  • 派遣社員

常勤社員

常勤社員は、会社の社員となり、基本的にはフルタイムで勤務をします。
月給制で、夏や冬に、賞与が支給されます。

一般的に、1日8時間の勤務時間となり、仕事の状況によって残業をする場合もあります。
また、リーダー的な役割・管理的な役割を、担うこともあります。

さらに、定められた会議に参加する義務も生じます。
特養等の施設勤務である場合は、様々なシフトをこなさなければなりません。

具体的には、早番・日勤番・遅番・夜勤などです。

複雑な勤務シフトを、正確に把握しておく必要がありますね。

契約社員

契約社員は、常勤社員とほぼ同じ勤務形態で、月給制です。

ただ、常勤社員と異なることが何点かあります。
詳しく、説明していきたいと思います。

①雇用される期間が定められている

雇用期間は、3ヶ月や6ヶ月などと定められているのが一般的です。
著しく業務に支障を出さない限り、雇用期間は更新されます。

②会議等の参加が免除される

常勤社員と違い、必ず会議に参加しなければならないわけではありません。
所属する組織によっては、最重要な会議のみ、参加を促される場合があります。
ただし、所属組織の会議運営を、把握しておく必要があります。

③勤務シフトで、リーダー的役割・管理的な役割がない

常勤と違い、シフトでリーダー的役割・管理的な役割を担うことがありません。

④賞与額が常勤社員より少ない

常勤と比べて賞与額が少なくなってしまいます。
会議の参加が義務ではありません。
シフト勤務で、リーダー的・管理的な役割がないことが理由になります。

⑤シフトがある程度、限定的である

様々なシフトをこなさなければならない常勤社員と違い、夜勤シフトがない日中のシフトだけという、限定的な勤務形態になることが一般的です。

パート社員

時間給の給料形態となります。
つまり、働いた時間によって給料が支払われるということですね。

また常勤社員・契約社員のように、「定められた公休以外は常に出勤する」というわけではありません。
出勤する日は、個人の希望が反映されます。

例えば、週3回で、決まった曜日のみ出勤するといった具合です。
子育て中である主婦の方などが、このような働き方をされていることが多いです。

賞与ですが、雇用されている会社等によって変わってきます。
常勤社員・契約社員と比べると、支給額は少なくなってしまいます。

契約社員と同じように、雇用期間が3ヶ月・6ヶ月と定められていることもあります。
業務に著しい支障をきたさない限り、雇用期間は更新されます。

派遣社員

常勤社員・契約社員・パート社員と違い、派遣会社との雇用契約を結ぶ形になります。

時間給の給料形態です。
時給は、パート社員と比べると高給になります。

勤務する日数によっては、常勤社員を凌ぐ給料を手にする場合もあります。

派遣期間が定められており、3ヶ月ごとに、契約を更新するかどうか決定していくことになります。
派遣先が合わないと感じた場合は、派遣会社から他の派遣先を探してもらうことも可能です。

勤務形態も個人で選ぶことができ、日勤帯シフトのみ・夜勤シフトのみなどを選ぶことができます。

しかし、基本的に賞与はありません。
また、派遣先から契約を切られるということも、多々あります。

勤務年数について

所属の法人・会社に勤務している年数によって、常勤社員・契約社員・パート社員の給料は上昇していきます。

常勤社員・契約社員は、1年ごとに月々の基本給が上昇していくことが多いです。
介護業界では、1年ごとに月給数千円ずつ上昇していくのが一般的です。

パート社員は、1年ごとに時給数十円が上昇していくのが一般的です。
派遣社員の昇給を実施する派遣会社は、少ないです。

手当てについて

手当てと聞くと、夜勤手当て・早番手当てなどを連想するのではないでしょうか。

夜勤手当ての相場は、正社員が行う2交替夜勤で、1日あたり6,000円が相場のようです。
参考:日本医療労働組合連合会2019年介護施設夜勤実態調査結果

朝7時前からの、早番業務が開始になる場合も、早番手当てが支給されることになります。
介護職では、夜勤・早番を多くこなした方が給料アップに繋がるというわけです!

勤務時間外に行った会議や、利用者の介護業務は残業手当てとして、支給されることになります。
勤務外の会議、勤務外での利用者対応が必要になった場合などは、しっかり残業の申請を行ってみてください。

資格について

介護職の資格というと、介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修・介護福祉士などがあります。

介護福祉士がこの資格の最上位となっており、国家資格です。

「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」を見てみると、
賞与や手当てを含めた年収を12で割った額が、介護福祉士は約32.9万円となっています。
無資格の介護職員の平均月収が約27.6万円ですので、資格の有無で、約5万円の違いが出てきます。
参考:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

業務内容自体は、資格があってもなくても、ほとんど変わることはありません。

介護職員として給料をアップさせるには、介護福祉士の取得が必須ということが分かります。

キャリアについて

ご自身の能力に自信がある方や、出世をしたい方は、是非キャリアアップを考えてみましょう!

具体的には、このようなキャリアアップが考えられます。

  • 現場の責任者である主任→管理職である課長→施設での責任者である施設長

主任の場合は、手当の相場が約1.5万円です。
課長の場合は、手当の相場が約2.3万円ほど。
施設長の場合は、手当の相場が約6万円ほどとなっています。
参考:静岡県健康福祉部福祉長寿局 介護保険課 介護指導課介護サービス提供事業所 給与規程参考例

施設長になると、収入も大幅にアップするということになります。

施設の種類について

働く施設の種類によって、給料は変わってきます。

ここでは、給料の高い3つの事業所タイプを紹介します。
常勤で働く方を対象にした数値となっています!

1番給料が良かった施設は、介護老人福祉施設で、月収約35万円。
2番目が、介護老人保健施設で、月収約33.9万円。
3番目が、有料老人ホームなどが該当する「特定施設入居者生活介護事業所」で、月収約32.2万円でした。
参考:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

やはり、夜勤シフトがある施設は、給料が高い傾向があります。

介護職の給料を上げる方法

介護職の給料を決める要因をふまえながら、給料を上げる方法をまとめてみます!

手当てを増やす

体力的に余裕がある方は、夜勤シフトを増やしてもらうように、上司に働きかけてみてはどうでしょうか。

夜勤手当が6,000円として、月に3回夜勤を行うと、月収が18,000円のアップ。
年収にすると、216,000円もアップすることになります!

残業代も忘れずに申請しましょう。
1日数千円単位だとしても、忘れずに申請して積み上げていくことで、年収はアップしていきます。

資格の取得

介護福祉士を取得されていない方は、介護福祉士の取得を目指しましょう。

介護の保有資格がない場合は、月約5万円、
初任者研修・実務者研修をお持ちの方でも、月約2~3万円の給料アップが見込めます!

ケアマネージャー・相談員になる

介護職から、介護支援専門員の資格を取得し、ケアマネージャーや相談員になるのも、給料アップの方法です。

ケアマネージャーの平均給料額は、月35.8万円。
生活相談員の平均給料額は、月34.3万円となっています。
参考:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果

介護福祉士の給料水準より、ケアマネージャーや相談員の給料は、高いことが分かりますね。

転職する

介護老人福祉施設・介護老人保健施設など、夜勤のある事業所は、給料水準が高い傾向があります。

夜勤シフトが必須になりますが、給料のことを考えるのであれば、転職するメリットがあります。

また介護老人福祉施設・介護老人保険施設等は、大勢の利用者を収容できる大型施設です。
そのため、昇給も望めます。

ここまでは、主に施設の種類について説明させていただきました。
しかし、地域によっても給料格差があります。

地域別介護職の、平均給料額ベスト3とワースト3はこちらです。

ベスト3はこちら!(男女の加重平均に変更)

ベスト3 都道府県 平均月給
No.1 東京都 28.9万円
No.2 神奈川県 27.0万円
No.3 千葉県 26.9万円

ワースト3はこちら!

ワースト3 都道府県 平均月給
No.1 佐賀県 20.8万円
No.2 長崎県 21.0万円
No.3 青森県 21.2万円

なんと、ナンバー1の東京都と、ワースト1の佐賀県を比べると、月収約8万円の差があります。
地域によって、これほどまでに給料差が出てしまうのです!
参考:賃金構造基本統計調査2019年

給料をアップする方法の、まとめはこちら。

  • 夜勤のある施設で働く
  • 資格をしっかり取っていく

なかなか簡単ではないですが、引っ越しをするのも1つの手ではありそうですね!

仕事は、給料だけで選ぶものではありません。
ですが、一つの目安として参考になればと思います。

今の年収に不満がある方、年収をアップさせたいと考えている方は、自分の場合はどうすれば年収アップが実現できるのか、計画を立てて実行して頂けたらと思います!

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