【使えない新人と言われないために】新人介護士チェックリスト

ストレス・メンタル対策
2022/01/11

新人介護士チェックリスト

せっかく介護の仕事を始めたからには、できるだけ長く勤めたいところ。しかし、使えない、と言われたりしたら、やる気がなくなり続けられませんよね?

そこで、今回はこういった人は使えない、と思われがち、ということをお伝えしていきます。
すでに現場で働いている方は、自分の考える「使えない人」やその対処方法など教えてください!

そもそも新人が「使えない」は当たり前

そもそも新人は仕事が出来なくて当たり前です。
いきなり、戦力として換算することは間違っています。
介護の仕事は、さまざまな人が入ってくるものです。福祉系の学校や、専門学校に行っていたひと、全く知識がない状態で入ってくる人など様々です。

知識があっても経験がどうしても必要な仕事なので、最初から出来なくて当然です。
新人が仕事を出来ないことを、揚げ足を取るように責めたり、愚痴を言うことはもはや悪口です。

まだまだ、仕事を覚える段階で、考えながら仕事をしているので、仕事が遅かったり、たどたどしくて当たり前です。
業務が慣れてくるまでは、しっかりと指導して面倒をみることが大切です。

また、新人としても、しっかりとした姿勢で学ぶようにしましょう!

使えない新人の特徴

それでも、仕事ができない、といわれる人が一定数います。
その人たちはどんな特徴があるのか?確認してみましょう!

仕事を覚える気がない

一つ目の、使えない新人の特徴は「仕事を覚える気がない」です。

  • 教えているときに、他のことに興味が向いている
  • 全くメモを取らない、
  • 何度も何度も同じ質問をしてくる

などの行動から、思いつく人が多いようです。

最初から、現場仕事ができることは求められていません。
新人の最初の仕事は、仕事を覚えることといっても過言ではありません。
その最中に、話を聞いていなかったり、すると、時間を割いて仕事を教えている先輩は、嫌気がさしてしまいますし、その新人はまず嫌われてしまいます。

分かっていないのに、わかったふりをする

二つ目の、使えない新人の特徴は「わかっていないのに、わかったふりをする」です。
新人のうちは「早く認められたい」という気持ちが強いことはよくわかります。
しかし、だからといって、一度の説明ですべてを理解できた、というふうに見せるのは逆効果です。
先輩たちも、一回の説明ですべてを理解できるとは考えていません。

それなのに、分かったふりをして、適当に仕事をしてミスをする……なんてことがあったら、それはかなり評価が下がってしまう行為です。

説明を聞いて、分からない部分や、聞き逃してしまった部分があっても問題ありません。
質問してOKなんです。

最初の説明に時間がかかったとしても、その日で説明されたことを理解できれば、まずは合格です。
その後、徐々に身について仕事ができるようになっていきます。
また、後日分からない部分が出てきたとしても、それも質問すればOKです。
分からないまま、仕事をしないようにしましょう!

ミスをしたときに隠そうとする

三つ目の、使えない新人の特徴は「ミスをしたときに隠そうとする」です。
仕事にミスはある程度は仕方がないことですし、新人ならなおさらです。

しかし、介護の仕事におけるミスは、人の生死にかかわることがあります。
ミスを隠したことで、重大な問題に発展することも考えられます。

ミスをしたことで、信用がなくなるのでは?と不安になる気持ちはわかりますが、ミスはいずれバレるものです。

ミスによる影響を小さくするためにも、ミスは隠さない方が賢明です。
自分に不利益な事でも報告する方が、後からフォローもしやすいのです。

ミスをしたときに言い訳をする

四つ目の、使えない新人の特徴は「ミスをしたときに言い訳をする」です。
ミスを報告するときに、あなたはどのように説明しますか?

中には、怒られることが嫌だから「だって……」「あの人のせいで……」という風に、言い訳から入る人がいるとのことでした。
言い訳は「反省していない」とみなされることになります。

注意点は、「原因の説明」と「言い訳」の違いです。原因の説明は、責任を認めたうえで、原因を包み隠さず伝えることです。
しかし、言い訳は、自分のミスをごまかしたり、正当化するものです。
一度しっかりと、自分のミスを認めるようにしましょう。

いきなり我流で仕事を始める

五つ目の、使えない新人の特徴は「いきなり我流で仕事を始める」です。
介護の仕事を始めるにあたり、入職前に勉強してくる人もいるでしょう。
自信満々で仕事をはじめ、先輩の説明を無視して我流で仕事をすることは、周囲の先輩からしたら困った新人です。

施設ごとにやり方は違いますし、介護方法も人によってはやってはいけない方法があったりします。
事故にもつながりかねませんし、何よりその後先輩も指導教育する気がなくなってしまうものです。

たとえ、どんなに以前の職場の方法が素晴らしくても、信頼を勝ち取ってから改善などを提案していくといいかと思います。
衝突しては、その素晴らしい方法も取り入れてもらえないものです

使えない新人にならないために必要な事

使えない新人の特徴を見てきましたが、逆にどうすればそのようにならないのでしょうか?

素直になる

使えない新人にならないために必要なこと1つ目は「素直になる」です。

変に、自分を大きく見せたりする必要はありません!
新人はやる気に満ち溢れ「早く認められたい」と思う人が多いかと思います。

しかし、必要以上に自分を大きく見せる必要はありません。
本当に仕事ができれば、評価は後から付いてきますし、新人時代の小さな差は後々にそこまで大きな影響は与えません。

自信を持ちすぎない

使えない新人にならないために必要なこと2つ目は「自信を持ちすぎない」です。
仕事をするうえで、自信を持つことはとても良いことです。

しかし、自分の実力以上の自信は、ミスをする原因になるだけでなく、周囲からも面倒くさい後輩と思われてしまいます。
適度に自信を持ち、しっかりと先輩職員から仕事を学ぶ姿勢が大切です。

今回は、使えない新人と言われる人の特徴と、言われないようにする対策を紹介しました。

行き過ぎた新人いじりなどもあるそうですが、それはブラック施設の特徴の一つです。
もし、そういった現場にいる方で、本当に辛いという方がいましたら、心が壊れる前に転職することも一つの手かもしれません。

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