避けたい…?介護現場にいるめんどくさい人の特徴と対応法
皆さんの事業所には「めんどくさい人」いませんか?
対応に困っているという相談も、度々頂きます。
今回は、めんどくさい人の特徴や、その対策について紹介していきます。
職場にいるめんどくさいタイプ4選
まずは、めんどくさい人のタイプを4つ分類して、確認していきましょう!
自己中心タイプ
自分の話ばかりをして、他人の言葉に耳を傾けない人がこのタイプです。
コミュニケーションは、一方向ではなく、双方向で行うものです。
話すスキルはあっても、聞くスキルがなければ、コミュニケーション能力に優れていることにはなりません。
また、自分の意見に絶対の自信を持っていて、他人からの注意に耳を傾けないという方もいますので、注意が必要ですね。
否定的タイプ
アイデアを出した時に、必ず否定してくる人はいませんか?
新しい仕組みに改革しようとしている時や、今までとは違う介護のアプローチを取り入れようとしている時に
「いや。私の経験上、無意味に終わりますよ」
「でも、これまでの方針で大きな問題は出ていませんよね?」
という反応をするタイプです。
ちょっとやる気を削いでくる辺りが、めんどくさいですね。
噂話・悪口が好きなタイプ
「あの人が、こんな風に言っていたらしいよ」
「あの人はこんなふうなところが嫌い」
という話を聞かされることも、多いのではないでしょうか。
「介護現場によくいる」と、感じた人も少なくないのではないでしょうか?
悪口は、聞いたこっちの気分も下がってしまいますし、人間関係を悪くすることもあります。
噂話も、事実ならまだ良いですが、間違った情報のことが非常に多いです。
情報共有は大切ですが、気を付けたいところですね!
学ばないタイプ
学ばない人には、こちらの2タイプいるように思います。
- 教えたことを、全く覚えようとしてくれない
- ミスを認めず、結局間違ったまま進んでしまう
何度も教えることは疲れてしまうし、業務を中断することになるので、困りものですね。
もちろん新人さんや不慣れな人に、覚えてもらうまで、同じことを教えてあげることも大切です。
しかし、いつまでたっても覚えてくれない、覚えようとしてくれない……となると、話は異なりますよね。
また、自分がミスしているのに、「私は間違っていない!間違っているのは周りの人だ」と訴える人も、ごく稀にいるそうです。
1分で登録OK
ケアきょう求人・転職の無料相談めんどくさい人が好む人は?
こういった方たちは、どんな人を好むのでしょうか?
やはり、話を聞いてくれる人です。
こういった人の対応をするには、自分の業務を中断する必要が出てきますよね。
周囲もそれを分かっていて、大半は話を聞かなかったり、適当に相手をしていることでしょう。
そのため、しっかり話を聞いたり、相づちを打ったりしていると、それに味を占めて、益々話しかけてくるようになります。
これは、心に留めておくと良いかもしれません。
対処方法は?
以上で見てきた4つのタイプ別に、対応方法を確認していきましょう!
自己中心タイプへの対応
まずは、自己中心タイプへの対応方法です。
このタイプは、注意をしても受け入れてくれないことがあります。
ですから、まずは相手の意見を聞き入れて、その上で意見を伝えることが大切です。
例えば、
「そうですね、そういう考えもあると思います。ただ、この視点から考えると、こういう考えもあると思います」
という風な感じです。
大切なのは、相手を一度受け入れた上で話しているということ。
相手の意見は聞きつつ、その意見は無視するのですが、そのワンクッションがあることで、相手の反応は大きく変わってくるかもしれません。
否定的タイプへの対応
否定的タイプには
①嫌がらせをしている可能性と、
②根っこからのネガティブな可能性があります
もし、嫌がらせをしてきている場合は
- はっきりと文句を言う
- 相手と距離を取る
- 上司に助けを求める
ということが大切です。
相手は、自分のことを敵だと思ってきているわけですから、わざと面倒臭いことをしてきます。
我慢しても良いことはないので、毅然と対応していきましょう。
次に、根っこからネガティブな人の場合は、その背景に、干された経験や上手くいかなかった経験があるのかもしれません。
- 少しずつポジティブな発言をして貰うように心がけるか、
- 上手く介護ができた、などの小さな成功体験を積んでもらう
といったことが、大切になります。
簡単にポジティブになることは難しいですが、少しずつ改善されるケースもあるようです。
噂話・悪口が好きなタイプへの対応
噂話・悪口が好きなタイプへの対応は、一緒になって話に共感しないことが、何よりも大切です。
下手に噂話に乗ると、同類な人間だと周囲から認識されてしまい、誤解を生むきっかけになるかもしれません。
ですから、あまり同調することは控え、噂話にはあまり耳を傾けずにいましょう。
また、このタイプの方は、新しいことが好きな可能性もあります。
その場合は、施設での新しいチャレンジに参加してもらうと、生き生きと活動してくれるかもしれません。
まさに、適材適所です!
学ばないタイプへの対応
このタイプは、下手すると一番厄介かもしれません。
出来ることとしては、
- 教えたことをメモに取らせる
- ミスしたことを責めずに、ミスの原因や結果をしっかり話し合う
ということが必要になります。
学ぼうという姿勢が無くても、メモを取ることで最終的に覚えてしまった、という流れにすることが狙いです。
また、ミスが起きたときに否定するのは、「怒られたり、責められることが怖いから」という人もいます。
ミスをしたことよりも、「こういう対応の仕方が大切だよ」という教え方にすると、素直にミスを認めることが出来るようになるかもしれません!
1分で登録OK
ケアきょう求人・転職の無料相談