女性介護士の恋愛と結婚を徹底解説!出会いから結婚後の働き方まで

介護職あるある
2022/01/11

介護は女性が非常に多い業界です。女性の介護士は若い方も多く、恋愛や結婚に対して悩みを持っていたり不安を感じていることもあります。実際女性介護士の恋愛や結婚はどのようになっているのでしょうか。

ここでは、女性介護士の恋愛や結婚について出会いの時から、結婚後の働き方まで徹底解説をしていきます。女性介護士の方は是非参考にしてください。

1. 女性介護士は結婚しづらいの?その原因とは?

女性介護士は一般的な企業で働く女性と比べると結婚はしづらい環境であるといえます。なぜ女性介護士は結婚しづらいと言われているのでしょうか?原因についてご紹介していきます。

1.1. 職場が女性ばかりで男性との出会いがない

男性の割合
施設介護 3割
訪問介護 1割

介護業界は老人ホームなどの施設介護では3割が男性、訪問介護系などの在宅になりますと1割ほどが男性となります。これが違う業界になれば男性の方が多い業界もありますので、介護業界は女性の比率が非常に高く、男性との出会いが少ない職種であることが分かります。病院勤務であれば、医師やリハビリ職、工学技士などは男性が多い職種ですので、出会いもありますが、介護現場の場合はそういった他職種は看護師や栄養士、事務ぐらいですので、男性比率は非常に少ないといえます。

1.2. 土日出勤&夜勤でデートの予定が合わない

介護業界は、人が相手の仕事ですので365日、24時間勤務をする業界です。ゴールデンウィークはもちろん、お正月などの大型連休の際も働く方が多いです。クリスマスなどのカップルのイベントでも仕事は関係なくありますし、希望休もありますが希望通り休めないケースも多々あります。また、夜勤もありますのでデートする場合、相手と予定を合わせるのが難しいでしょう。特に介護士の夜勤は2交代勤務で拘束時間が18時間というところも多いですので、泊りのデートなども難しくなるといえます。

1.3. 仕事がきつく、恋愛する余裕がない

介護士の仕事がきついのは有名です。人が相手ですので気を使いますし、重労働もあり、女性が働く仕事の中ではきついといえます。また、人材不足が慢性化していますので、休みが少なくなってしまったり、残業も多いのです。恋愛をしたくても仕事がきつくて余裕がないというのが、女性介護士の悩みの一つです。介護士はやりがいのある仕事ですが、その重労働の為介護職を離れて違う業界に転職をする方も多くいます。

2. でも世間からは好印象!!女性介護士のイメージ

働いている方は、出会いも少なく夜勤もあり、世間が連休中でも働いているし、仕事がきついと思うかもしれませんが、周りから女性介護士の評価は非常に高いのです。
世間は女性介護士に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。

2.1. 優しくて聞き上手な癒し系のイメージ

女性介護士は車いすの高齢者に膝をついて話を聞いたり、認知症の方に対して優しく対応したりなど、優しいイメージがあります。時々ヘルパーさんが高齢者の車いすを押しながら買い物をしている姿をみて、「優しい人だな」と思う男性の方も多いです。また、笑顔が素敵で癒し系のイメージを持っている方も多いです。

2.2. 辛抱強く、責任感もあり頼れるイメージ

介護の仕事は人をお世話する仕事ですが、それは人の命を預かっているともいえます。 きちんと責任感をもって働く姿は頼れるというイメージを持っています。また、何度も同じことを聞く認知症の方に対して、いつも笑顔で対応する辛抱強いイメージを持っている方も非常に多いです。恋愛や結婚は時に辛抱も必要にありますので、やはり辛抱強いイメージがある女性介護士は世間からの評価も高いといえます。

2.3. 尽くしてくれる献身的な女性のイメージ

「自分の親ですら介護をするのが大変なのに、他人を献身的に介護をして偉い」という言葉を介護士の方であれば一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。それほど世間からは女性介護士は良いイメージを持たれています。また、介護をしている姿を見てもし自分が介護になった場合、尽くしてくれそうなイメージを持っている男性も少なくはありません。尽くしてくれるイメージ=一緒に生活したら支えてくれそうと、想像する方もいます。

3. 職場の男性との恋愛はあり!?

男性の比率が少ない介護業界ですが、職場の男性と職場恋愛している女性介護士もいます。同じ職場で恋愛をして、そのまま結婚する方も多いのです。キツイ仕事、夜勤もある仕事という特殊な環境で働いているからこそ、職場恋愛、職場結婚のメリットがあります。

3.1. 職場恋愛なら結婚してからも安心!その理由は?

職場恋愛や結婚は面倒そう…というイメージを持っている方もいますが、介護業界の場合はそのようなことはありません。むしろメリットの方が多いのです。職場恋愛であれば、結婚後も安心して働けますし、恋愛中でも上手くいくことも多いでしょう。その理由とはどのようなものがあるのでしょうか?

お互いの仕事への理解があるから

介護の仕事は、夜勤もあり世間が休みの時でも働かないといけない、場所によっては残業もあったりするので、他の業界から見てみれば「なぜ女性がそんな大変な職場で働いているのか」といったように、理解をされにくいケースもあります。しかし、同じ仕事をしている、同じ職場で働いている男性であれば仕事への理解も深いですし、場合によっては応援をしてくれる可能性も十分にあります。

また、女性からしてもそれは同じことですので、業界が違う為のズレはなくなるのです。産休を取って働く場合も、出産後退職をする場合も夫に一定の理解がないと夫婦間で不満が溜まる可能性がありますので注意が必要です。

金銭感覚が似ているから

金銭感覚が似ていることは、恋愛の時点ではさほど重要とはなりませんが、結婚をすれば非常に重要なことになります。金銭感覚のズレで離婚をする方もいるほどですので、出来るだけ金銭感覚が近い方と結婚をすればトラブルも少なくなるでしょう。一緒の職場で働いていると、もらっている給料は似ていますので(同じ職種の場合)金銭感覚のズレは少ないはずです。 一緒の職場の男性と結婚をするなら、その辺りを考えてもメリットは大きいといえます。

同じ介護現場で一緒に働けるから

同じ介護現場で一緒に働くメリットは非常に大きいです。仕事の情報共有はもちろんですが、愚痴を聞いてもらったり、実際の仕事でフォローをしてもらったりもできます。
また、結婚後であれば一緒に出勤をしたりなど、経済的にも節約が出来る環境であるといえます。しかし、恋愛中は一緒の職場で働くことが出来ますが、結婚後は異動などを経て、違う職場や同じ職場でも違う部署に配属されるケースもありますので、注意しておきましょう。

3.2. しかし男性が少ないので競争率が高い…

最初で説明をしたように、どうしても介護業界は男性が少ないので競争率は高いといえます。特に若い男性は希少であり、皆が競争して取り合うことになるケースもあります。 競争率が高いということは、それだけ自分が望んでいるようになりにくいことがあります。

確かに同じ職場の男性であればメリットも非常に大きく、結婚後も上手くいくこともありますが、他の女性から狙われていることも多いので精神的に疲れてしまう場合もあります。それであれば、まだ競争率の低い職場以外での出会いを探してみるもの一つの手であると考えられます。

4. 結婚相手はどう探す?職場以外での出会いのきっかけの作り方

職場以外で結婚相手を探すためには、どのようなきっかけ作りがあるのでしょうか。ここでは様々なアプローチから職場以外で出会いを見つける方法についてご紹介していきます。現在出会いが無いと悩んでいる方は是非参考にして良い出会いを見つけてください。

4.1. 友人・職場の仲間・利用者さんに紹介してもらう

友人や職場の仲間に紹介してもらう方法は最もポピュラーであるといえます。紹介してくれる方も、そこまで変な方を紹介しないでしょうし、何かあった場合も力になってくれることもありますので、良い方法であるといえます。

女性介護士だけ使える方法としては、利用者に紹介してもらうという方法もあります。これは、自ら紹介して欲しいと言うよりも利用者から言われることが多いのです。特に利用者の孫や息子などが多いです。

これに関しては、職員と利用者の家族との恋愛になりますので、あまりお勧めはしません。施設によっては禁止にしているところもありますので、倫理の観点から望ましいかどうか上司などに相談をしておくことをお勧めします。

4.2. 積極的に外部研修・外部セミナーに参加する

お勧めの方法としては、外部研修や外部セミナーに参加をして結婚相手を探す方法です。外部研修や外部セミナーに参加すると自身の知識も増えますし、男性と出会うことも出来る一石二鳥のメリットがあります。職場によっては研修費用も出してくれますし、出勤日に参加することもできます。

特におすすめの外部研修、外部セミナーとしては、グループワークがあるものです。研修やセミナーの中には講義だけで済むものもありますが、これではあまり交流はありませんので、出来れば交流が深くなるグループワークの研修やセミナーをお勧めします。共通の仕事をしていますので、盛り上がることもありますし、研修、セミナー後にグループで食事に行きそのまま仲良くなるという場合もあります。

4.3. 習い事を始めて趣味仲間を増やす

紹介してもらう友人もいない、研修に参加する機会もないという場合は習い事を始めることをお勧めします。男性が多い習い事をする必要はなく、女性が多い料理教室などでも良いのです。女性の友人を増やしてから男性を紹介してもらうこともできます。
お勧めの習い事としては、スポーツジムです。スポーツジムは最近非常に増えてきていますし、男性も多く、ジムという共通の話題がありますので仲良くなりやすいでしょう。

5. もし結婚したとしても仕事は続けたい…介護職と家庭は両立できるの?

最近では専業主婦は少なく、結婚をしても働きたいと思っている女性も多いです。介護職は結婚後も働いて、家庭と仕事の両立は出来るのでしょうか。

5.1. 交代シフト制を活用する

介護職の仕事は交代シフトであり、早出や遅出、休みも平日や土日に関わらず働くことになります。この交代制のシフトは家事をする上で非常に良いとされています。平日に休みがありますので、銀行などもいけますし、役所などの公的な機関にも行きやすいです。皆が休んでいる時に働き、皆が働いている時に休めますので、動きやすい環境であるといえます。

5.2. 資格を生かして様々な働き方ができる

女性介護職の多くはなんらかの資格を取得しているでしょう。介護は資格で働く業界ですので、資格を持っているだけで様々な働き先があります。

デイサービスで昼間だけ働く

デイサービスで働く方の多くは主婦の方が多いです。その理由としては夜勤が無いからです。また、デイサービスはサービス提供時間が決まっていますので、残業も少なく主婦の方でも問題なく働くことが出来ます。 また、デイサービスは訪問介護に次いで多くの事業所がありますので、求人の数も多く就職しやすいといえます。

登録ヘルパーとして働きたいときに働く

登録ヘルパーは訪問介護などに登録をして働く働き方です。特徴としては働きたいときだけ働けるという特徴があります。1日に数時間、スポットで高齢者の自宅に行き介護を提供していきます。 自宅から高齢者の自宅にいくという体制ですので、事業所に出勤することはありません。

また、登録ヘルパーは時給が高く設定されており、場所によって詳細は異なりますが1400円以上支払っているところも珍しくはありません。高い時給ですが、働く時間が短いので給料としてはそこまで期待はできませんが、自分が働きたいときに働けるというのは非常にメリットがあるといえます。

家事を全て終わらしてから夕方1時間だけ登録ヘルパーとして働く方、朝に1時間、お昼に1時間、夕方に1時間というように家事を合間にしながら働く方もいます。

時短勤務をする

介護職は女性が多い業界ですので、主婦の方も多く働いています。そのため、他の業界に比べて家庭と仕事を両立させる制度を取っている職場が多いのです。その代表的なものとして時短勤務があります。時短勤務は通常の正社員と比べて勤務時間が短いのです。

給料はその分少なくなりますが、正社員として働くことが出来ますので、安定はしています。10時~16時、9時~15時というような通常の勤務よりも短い時間ですので、仕事と家庭を両立させることができるのです。 これは職場にとっても忙しい時間帯の人員を手厚くできますので、職場によっては良い条件で時短勤務をさせてくれる場合もあります。

5.3. たとえブランクがあっても仕事が見つかりやすい

介護職はブランクがあったとしても、仕事が見つかりやすい業界です。そのため、結婚をして出産をして数年子育てをしても十分復帰できます。

その理由としてはやはり人材不足があるからでしょう。介護業界は介護保険創設時から既に人材不足であり、それは今でも変わりありません。 ほとんどの施設や事業所で人材不足があり、求人広告を見ても介護の求人が載っていない求人広告はないといえます。また、ある程度の経験や資格があれば即戦力になるのも介護業界の特徴です。特に介護福祉士の国家資格を持っている場合は、就職先に困ることはないでしょう。

女性介護士で結婚をしたいと考えている方は、一度仕事を辞めてしまうと将来結婚、出産などをして仕事に復帰できなくなるのではと思いがちですが、その辺りは心配しなくても大丈夫です。復帰しやすいというのは女性介護士にとって大きなメリットになります。

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