【やめとこう】介護福祉士試験 落ちる人の勉強法4選
本日は、「介護福祉士試験 落ちる人の勉強法」をご紹介していきます。
介護福祉士試験の合格率は近年大体70%を推移しています。
しかし、中には相当回数受験する人達がいるのも事実です。お金を払って受ける試験ですので、できれば一発で合格したいもの。やってしまいがちな、効率ではない勉強方法をご紹介していきます。一発で受かるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
過去問を解かない
間違った方法 1つ目は、「 最初に過去問を解かない 」です。
「過去問は、試験勉強の最後に解くもの」だと思っていませんか?しかし、過去問を最後に解くのはもったいないことです。
試験本番の問題は、試験範囲から適当に作っているものではありません。
この試験に受かる人に、これは知っておいて欲しいな、と考えていることを問題にしています。
つまり、逆に言えば、過去に問題となったものは重要な内容なので、次の試験にも出る可能性が高いということです。
効率的に試験勉強を行うなら、試験で出る可能性が高い部分から手を付けるべきですよね。
解決策
なので、過去問は、勉強の最初に1年分は解いてみましょう。全くできない、ということはないと思いますし、どんな問題が出るのか、自分は現状どの程度解けるのかを把握することで、初めてスタートラインに立てます。
もちろん、その後定期的に解いてみて、自分の苦手な部分を把握していくことも非常に効果的な勉強に繋がります。
過去問の使い方
過去問の正しい使い方をまとめると、
- 最初にどんな問題が出るのかを把握する
- 自分の現状確認や苦手な部分を探すために使う
- 最後に本番慣れとして使用する
といった感じになります。
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ケアきょう求人・転職の無料相談いきなり暗記をしようとする
間違った勉強法2つ目は「 いきなり暗記をしようとする 」です。
試験勉強に関して、お話しを伺っているとこんな感じの方がいます。
「教科書を暗記しているが、なかなか覚えられず前に進まない」
このように、勉強において教科書の頭からいきなり暗記することは非常に効率が悪いです。
なぜ効率が悪いかというと、
- 重箱の隅をつつく勉強法だから
- モチベーションが上がりにくいから
という2つの理由があります。
教科書の1ページ目から順に勉強することは悪いことではありませんが、いきなりすべてを暗記しようとしても、試験に出ない細かいポイントまで暗記することになってしまいます。
また、時間がかかるのに、ページが前に進まないため、なかなか勉強を継続するモチベーションも続きませんよね。
解決策
勉強の正しい順序としては、細かい部分を覚える前に全体を理解するようにしましょう。
細かいことは覚えなくて良いので、まずは教科書を読み、全体を見て理解することが大切です。
試験は合計点をクリアすることが重要です。
全体像を見ないまま、細かい部分を完璧に覚えるよりも、細かい部分は覚えていないが、全体的に理解できている方が合計点数は取れます。
また、一度教科書を読み切ったということは非常に大きな自信につながります。
分野ごとの勉強でも、細かいことを暗記するよりもまずは全体を読むようにしましょう。
暗記しかしない
間違った勉強方法3つ目は「 暗記しかしない 」です。
皆さんは勉強をするときに、暗記することに多くの時間を使っていませんか?確かに覚えていないと解けない問題が多いですが、暗記しかしないことは、非効率です。
なぜかと言うと、暗記することは目的ではなく、あくまで手段だから、です。目的は試験に受かることです。
試験に受かるためには、試験範囲を正しく思い出せるようになる、ということが必要です。ですので、正しく思い出す訓練も必要になります!
解決策
解決策を考えてみましょう。
試験が解けるようになるには
- 理解する
- 暗記する
- 思い出せるようになる
という3ステップが必要です。これらがすべてできているか確認するには、問題を解くこと・他人に説明することが効果的です。
覚えた範囲の過去問や問題集を解くことや、何も見ないで他の人に説明することで、頭の中に正しくその内容が入っているかを確認出来ます。
暗記するだけの勉強では、覚えたつもりになっていることがあります。
そういったことを避けるためにも、問題を解いたり説明したりするようにしましょう。
暗記の方法が非効率
間違った方法
間違った勉強法4つ目は「 暗記の方法が非効率 」です
よく耳にする勉強方法として、”マーカーでアンダーラインを引く” “間違えた部分をノートに「きれいに」まとめる” “とにかくたくさん読む!”があります。
しかし、これはあまり効果的ではないです。
何が悪いのか?
何が悪いかというと、多くの場合それらが目的になってしまうからです。
もちろん、間違えた部分を暗記するためにまとめること等は良いことです。
しかし、キレイにまとめる必要はなく、頭に入りさえすればOKなのです。
また、残念ながら、読むだけで暗記できる人も多くはありません。
解決策
解決策ですが、大前提、正しい暗記方法というものはありません。
人によって合う暗記方法は異なるためです。
一般的に言われている暗記方法としては、”暗記する範囲を小分けに分ける” “何度も復習をする”があります。
いきなりたくさんの物事は暗記できませんので、個別に暗記することが結局は暗記する近道だと思います。
また、人間は忘れる生き物です。いらない情報を忘れ、大切な情報ほど長く暗記するといわれています。
脳に大切な情報だと思わせるには、何度も繰り返し同じ情報に触れて使うことが重要です。
まとめ
介護福祉士試験でやってしまいがちな間違った勉強法についてご紹介しました。
今回お伝えした内容をまとめると
- まず最初に過去問を解いて、全体を把握しましょう
- いきなり暗記せず、全体を理解することから始めましょう
- 暗記だけでなく、問題を解いたりして思い出す訓練をしましょう
- 作業を目的化せず、効率的な勉強を行いましょう
です。
今後、介護福祉士試験の勉強になる記事も作っていきたいと思います。
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