同僚の介護職で深くかかわると面倒な人の特徴3選とかかわり方のコツ

ストレス・メンタル対策
2022/01/24

介護現場の関わってはいけない人

介護職の皆さんは、優しい方が多いです。
そのため、全ての人に平等に接して疲れている……という方もいるのではないでしょうか?
結構疲れてしまいますよね。

しかし、時には関わってはいけない人もいます!
今回は、自分の身を守るために、距離を置くべき人を3タイプに分けて紹介します。
さらに、どう距離を置くべきかについても解説していきます。

いつも不機嫌タイプ

まず、最初の距離を置くべきタイプはいつも不機嫌タイプです。

なぜ関わってはいけないのか?
一言で言うと、「その人に引きずられて、気分が落ち込んだりモチベーションが下がるから」です。

いつも不機嫌な人は、何かに不満や不安を抱え、満たされない気持ちでいることが多いです。
そして、その気持ちが我慢できない状態で、周囲に漏れてしまっている人です。

そのため、このような特徴があります。

  • 不平不満や悪口をいつも言っている
  • どんな話でも、否定から入ってくる
  • 余裕がなく、ちょっとしたことで怒る

不平不満や悪口をいつも言っている

不平不満や悪口を言うことは、どんな人でもあると思います。
一時的に、気持ちを整理するために話をするとスッキリするので、決して悪いことではありません。

しかし、それをいつもやっている人はどうでしょうか?

すっきりすることが目的で、改善しようということがありません。
自分自身の行いを正当化し、すべての原因を周囲に押し付けてしまうのです。

もっと簡単に言うと、他人を貶めることで、自分を優位にしているのです。
そういった自己満足を、周囲に言って気持ち良くなっているだけの人は、周囲にマイナスの影響しか与えません。

どんな話でも、否定から入ってくる

気がついていない視点からのアドバイスなどをしてくれることは、とても良いことです。
そういった意味での否定は、良いものです。

しかし、どんな話においても、頭ごなしに否定してくる人が一定数います。

例えば、新しい技術を導入するとき、シフトの組み方を変えるときなど……。皆さんも見たことが無いでしょうか?

人間、物事が変化することは怖いという「現状維持バイアス」を持っていますから、ある程度は仕方がありません。
しかし、いつもこれでは、前向きな気持ちや、変化のチャンスを潰してしまいます。

また、「意見には同意しているのに、否定から入ってしまう」という「いや」「でも」が癖になっている人もいます。
本人にそんな意識がなくても、否定される側は気分が良いものではありません。
意識して改善すると良いかもしれません。

余裕がなく、ちょっとしたことで怒る

これは、「分かる」と言う人もいるのではないでしょうか?

いつもプリプリ怒っている人がいたら、周囲は相当気を使ってしまいますよね。
中には、その人に気を遣うのに疲れて、ミスをしてしまう、なんてこともあるかもしれません。

でも、冷静に考えると、何故その人に気を使わなくてはいけないのでしょうか?

別に理由はありません。

只々、その人が周囲に悪影響を及ぼしているだけです。
その人が解決するべき問題なはずです。
出来るだけ距離をおいて、そっとしておきましょう。

自分の軸が無い人

2つ目の避けるべきタイプは、自分の軸がない人です。

一見、人畜無害でどうして避けるべきなのか?
と思われたかもしれません。

このタイプを避けるべき理由としては、こちらです。

  • いざというとき、頼りにならない
  • 周囲の大きな声にすぐに流される

いざというとき、頼りにならない

自分の軸が無い人は、協調性があり、周りをよく見ているという良い面があります。
しかしその反面、自分の手に負えないことがあると逃げてしまいがちです。

例えば、ご利用者の家族からクレームが入ると、いつの間にか逃げているような人が、このタイプです。
安心して、仕事を任せられないので大変です。

周囲の大きな声にすぐに流される

これは、お局様のイエスマンというイメージで説明すると、分かりやすいかもしれません。

こういったタイプが同僚にいると、やることが二転三転します。
ひどい場合は、「昨日と言ってることが違う……」なんてことになるかもしれません。

また、上司にこのタイプがいると、なおさら大変です。
自分より、更に上の人が言ったことを絶対視してしまうのです。

施設長やオーナーの多くは、全ての現場を見ることは出来ない状態で指示を出しています。
時には、現場に即していない指示をしてしまうこともあります。

そういったときに、説得してより良い方針にすることは、イエスマンではできません。
こうなると、現場は大変になってしまいます。

助けてもらって当たり前な人

3つ目の避けるべきタイプは、助けてもらって当たり前な人です。

このタイプを避けるべき理由は、こちらです。

  • 仕事量が増えて、身体的に疲れてしまう
  • 精神的に疲れてしまう

仕事量が増えて、身体的に疲れてしまう

助けてもらって当たり前という人は、自分に出来ない仕事があると、状況を考えずに仕事を押し付けます。

自分が出来る仕事でも、他の人がいるなら動かなくて良いやと、行動しないこともあります。

介護現場は、流れ作業ではないので、イレギュラーな仕事も多く発生します。
個々人が協力できないと、誰か一人の仕事が多い、という状況になってしまいます。

精神的に疲れてしまう

介護現場は、助け合って仕事をすることが非常に重要です。
これは、お互いに少なからず、感謝し合っているからこそ成立しています。

しかし、助け合いが生まれない状況では、誰かが自己犠牲の下、我慢することになります。
そのような状態は、どうしてもストレスを感じてしまうものです。

関わってはいけない人の避け方

では、「避けるべき」とは言っても、どう避ければいいのでしょうか?

その答えは、誰にでも同じように接するのはやめることです。

介護職も人間ですから、好きな人・嫌いな人がいて当然です。

生真面目な人や優しい人ほど、どんな人にも平等に接します。
そうすると、苦手な人・嫌いな人からも頼られてしまいます。

しかし、その方法は自分を追い詰めて、疲れてしまいます。

プライベートの話をなるべくしないようにする、面と向かって話す時間を最小限にとどめる、等の対策が良いと思います。

そうすれば、よほど鈍感じゃない限り、相手も察してくれるのではないでしょうか?

注意点としては、ちゃんと社会人としてのマナーを守ることです。
場合によっては、トラブルになったり、不用意に敵を作ってしまうことがあります。
しっかり挨拶をするなど、社会人としてのマナーは守るようにしましょう。

介護を始めとする福祉職は、優しいというイメージがあり、それを守ろうとして苦労する人もいます。
しかし、誰しも人間です。
まずは、自分を大切にすることも忘れないようにしましょう!

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