【やらないと損】介護職のストレスを簡単に消す方法

ストレス・メンタル対策
2022/01/14

本日は、「ストレスの解消方法」をご紹介していきます介護職はストレスをためやすい仕事。必ずしもストレスが悪い、ということはありませんが、貯めすぎては体調を崩してしまうなど大きなデメリットがあります。
今日は、「家でできるストレス解消法」「やってはいけないストレス解消法」まで紹介していきますので、最後まで見てくれると嬉しいです!

介護の仕事はストレスが多い

介護職は、同僚との人間関係や、ご利用者さんとの人間関係、夜勤などを含む不規則な勤務など、ストレスの原因が多い、と言われています。
しかし必ずしも、ストレスが悪い、というわけではありません。ストレスによって、仕事の効率が高まるといったことはあります。
当然のことですが、度が過ぎるストレスは、心身に影響を及ぼしてしまうため、出来るだけ抑えていきたいものです。

ストレスの対処方法は二つ

ストレスへの対処方法としては、大きく二つあります。

  1. ストレスを受けないようにすること
  2. ストレスを上手に解消すること

ストレスを受けないようにする方法は、いろいろな記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。

効果的なストレス解消法の基本

皆さんは、日常的にストレスを発散していますか?

ストレスは、溜まりきった状態から一気に放出するのが難しいのです。
ストレスというのは、単なる心の問題ではなく、ストレスホルモン「コルチゾール」が溜まることによって起こる、生物学的反応といえます。

生物学的な反応、ホルモンの反応なのに、一気に解消するというのはなかなか想像できませんよね?

また、人間の身体は長期的なストレスに対応できるように出来ていません。さきほどのストレスホルモン「コルチゾール」は、人間が動きやすくなったりと、活動を助ける働きをしています。

しかし元々人間がストレスを受けるのは飢餓や外敵が来たなど、一時的なものでした。一時的には良い影響を与えますが、長期的にはそれが原因で病気などになりやすくなってしまうのです。
ですから、ストレスが溜まってしまう前に、日々の小さい状態のストレスを発散するようにしましょう

ストレス解消法は?

それでは、ストレスの発散方法を紹介していきます。
まずは、プライベートの場で行うストレス発散方法です

解消法①睡眠

まず紹介したいのが「 睡眠」です。
ただ寝るだけか、と思った人もいるかと思いますが、睡眠はそれ自体が、昼間のストレスを緩和・軽減する活動なのです!
睡眠によって、ホルモンのバランスを整えることで、ストレスの解消につながるのです。

解消法②運動

続いて紹介するのが「運動」です。
運動は様々な研究によって、ストレスホルモンの分泌を抑えたり、メンタルヘルスの不調を改善することが証明されています。
例えば、アメリカのプリンストン大学の研究では、運動によって脳のストレスの反応が弱まり、不安を感じにくくなることが明らかになっています。
他にも、運動習慣がある人は、うつ病にかかりにくいなどの報告があるそうです。

解消法③自分の感情を書き出す

3つ目に紹介するのが「自分の感情を書き出す」です。

例えば、自分の感情や思ったことをひたすらに書いてみてはどうでしょうか?
これは「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれる方法です。

ストレスは、「自分を良く見せよう」「自分の感情を抑えよう」と思った時に起こります。
自分をさらけ出すことで、ストレス発散になるのです。

また、出来るだけ詳細に、自分の感情を毎日10分程度紙に書き連ねてみましょう。
アメリカのジョージメイソン大学の研究では、感情をなるべく詳細に表現した方がストレスに強くなる、ということもわかっています。
ストレスを軽減するだけでなく、メンタルを強くすることもできる方法です。

解消法④涙を流す

4つ目の方法は「涙を流す」です。
これは、「涙活」として、話題になったものです。

涙活の効果としては、2つ有名なものがあります。

一つ目は、ストレスホルモンのコレチゾールを軽減させるというものです。
二つ目は、副交感神経を優位にする、というものです。

副交感神経は、「休憩の神経」とも呼ばれるもので、活性化すると、身体がリラックスした状態になります。
睡眠も同様に副交感神経を優位にするので、涙を流すことは、睡眠と同様のリラックス効果があるとも言われています。

職場でできるストレス解消法は?

これまで紹介したストレス発散方法は、どうしても人目があると難しいものでした。
では、職場のちょっとしたタイミングで行えるストレス発散を紹介していきます。

解消法①目を閉じて何も考えない

職場でできるストレス発散方法、一つ目は「目を閉じる」です。
介護の仕事をするときは、目、耳、鼻から得た情報を脳が一生懸命処理しています。
休憩時間でも、目から得た情報を処理してしまうため、脳は休むことが出来ません。
脳が休憩できるのは、目を閉じている間だけなのです。

ですので、1~5分程度、目を閉じるだけでも頭をスッキリさせることができます。
また、少し時間があるなら、6~15分程度目を閉じると、仮眠に近い効果がある、とも言われています。
やってみるのもいいかもしれません。

解消法②深呼吸する

職場でできるストレス発散方法、二つ目は「深呼吸をする」です
緊張した時に、深呼吸をしろ、とは良く行ったもので、さまざまな研究から深呼吸でストレスが緩和されることが証明されています。
ストレスがあると、交感神経が優位になります。

しかし、深呼吸はこの逆で副交感神経を優位にすることが出来ます。
この時に意識したいのが、息を吸う時間よりも、吐く時間を長く取ることです。
こちらの方が、より効果が高まるそうです。

やってはいけないストレス解消法

最後に、やってはいけないストレス解消法を紹介します。

やってはいけない方法は意外と多く、飲酒、カフェインの摂取、ギャンブル、やけ食い、やけ買い、これらが、やってはいけないストレス解消法です。

これらは、一見ストレス発散に効果がありそうですが、それ以上にデメリットがあります。
飲酒・カフェインの摂取・ギャンブルなどは、依存性があり、一歩間違えれば依存症になってしまいます。
やけ食いは、生活習慣病の原因となってしまいます。
やけ買いは、行き過ぎると生活がいきゆかなくなる可能性があります。
適度におこなう、たしなむ程度でしたら問題はありませんが、ストレス発散という免罪符を与えては危険です。

今回は、ストレスの解消方法に関して説明しました。
ストレスの解消法は、自分にあったモノを選ぶことも大切です。

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